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  • 江戸の幕藩体制のすごさ  (2014年3月14日 )

       先日、江戸時代の「お触れ書」の講義があると言うので出席しました。

      1856年3月に発布されたペリー来航に対応するため大砲づくりのための
      「鐘楼の鋳造直し」のお触れ書です。阿部老中の時に発布された内容です。
      内容は釣鐘を全て幕府に差し出せと言う文面ですが、細かい規定の記述が草書体の
      候文で書かれています。

      内容より面白かったのは、この通達を各戸に伝える幕藩体制の話でした。
      12日に発布されて、20日には返答をしろと言ってます。

      期限の短さと伝達スピードの速さです。お触れ書は各村の名主に伝えられ、
      各戸主が集められ伝達されていったようです。農村でも各戸に必ず読み書きのできる
      戸主がいたということです。  
      農家で戸主以外にも、奉公に出す次男、三男は寺子屋に通って読み書きを覚えたそうです。

      明治になって、国民皆兵になって軍人勅語を教えるために国民皆学になりますが、無理なく進みます。
      この頃の識字率は世界一であったと言われます。

      又、明治の新政府の財務省は大隈重信の進言で江戸幕府の勘定方が転職したということです。
      江戸時代の幕藩体制の意外なすごさを知りました。

      日本の官僚制の基礎を作っていると思いました。。 


      (有)情報戦略モデル研究所(ISM研)

      ITコーディネータ協会認定 研修実施機関
                代表  井上 正和 
           http://www.ISM-Research.com/

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