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  • 改革より「改善」が好き。  (2013年10月15日 )

     


    東証プロジェクトリーダで現在専務取締役(CIO)の鈴木義伯氏の開発手法は日本人らしい。
    世界一のレスポンスと99.999%の稼働率を保証する証券システムを仕上げた方だけあって、かなり印象的なメッセージがありました。

    その中から要求品質をシステムに確実に反映する仕組みを2点ほど。
    設計フェーズであるRFP⇒要件定義⇒外部設計までは東証で設計し、
    責任を持つ「発注者責任制」をとったこと。
    設計フェーズからテストフェーズまでの品質確保には、前工程の品質を後工程で高める「W字+フィードバック型V字モデル」を採用し、開発責任をユーザー主導にされたようです。

    プログラミングからテスト時のエラーの発生数が早期に発見できることになったようです。
    あれだけの巨大システムにも係らず、本番後バグ24件(50%はミドルソフトやOS)、マーケティングに影響を与えるエラー2件とは驚きです。世界一の開発工程に仕上げた工夫の賜です。

    先月、一橋大学の米倉教授の話しで「日本はイノベーションの意識が先進国の中で最も低い」と述べられてました。
    日本人は、改革という言葉はすくでないですね。歴史を見ても体制改革(天皇を覆す)はありません。
    あっても天皇家カンの戦い。壬神の乱や南北朝時代位です。
    イノベーションより「改善」が良いと思っているのかもしれません。


       (有)情報戦略モデル研究所(ISM研)
      ITコーディネータ協会認定 研修実施機関
                代表  井上 正和 
          http://www.ISM-Research.com/

     

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