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Ⅳ.Enterprise Archtecture

  • 第112回「EAメルマガ目次解説」

  • ~ITコンサルタント養成講座~

    遅ればせながら、“皆様、あけましておめでとうございます。今年も皆様にとって素晴しい1年であることを祈念いたします。”
    当メルマガを担当しています井上正和です。112回からは、このメルマガでEA(Enterprise Architecture)を取り上げます。
    昨年から、電子政府の業務・システム最適化計画のプロジェクトに参加している中で、EAが難しいという意見をよく聞きました。小職も実際の成果物を作る中でかなり苦労しましたし、現在もしています。出版物も多く見受けますが、“帯に短し、襷に長し”の感があり、そして解説が難しい。
    自分なりにもう少し、わかり易く解説できないものかとの疑問がありました。
    昨年、私のコースの受講生の方からEAのメルマガをやってくれませんかと要望があり、トライしてみようと思いました。
    今日がEAメルマガの第1回です。

    日本では、EAはe-Japan施策の1つである電子政府の「業務・システム最適化計画策定指針」に反映され設計が進められており、今年からシステム構築の段階に入っていくことになります。
    2005年のe-Japan施策にはソフトエンジニアリングの研究強化が謳われています。
    日本の政府の試みとしては初めてです。日本でソフトウエアエンジニアリングは大学にも学科が少なく、各ITメーカが独自の研究を進めているにすぎませんでした。政府の施策としては電子政
    府プロジェクトでの現在の取組がこの研究と実践に相当すると思います。ガイドラインも公表され、プロジェクトがこのガイドラインに沿って進められています。
    さて、これから数十回にわたって発信しますEAメルマガはこの電子政府プロジェクトを中心に、日本のソフトウエアエンジニアリングとしての紹介を目的に進めたいと思います。
    そのメルマガテーマをご紹介します。
    (1)EAの全体概要
    電子政府システム構築・維持の考え方/EA出現の背景/電子政府プロジェクトの目的と役割/全体機能体系/BAとその機能/DAとその機能/AAとその機能/TAとその機能/リファレンスモデル
    (2)業務・システム最適化計画策定プロセス
    全体プロセス概要/現状体系設計プロセス/見直し方針プロセス/将来体系設計プロセス
    (3)業務・システム最適化計画策定プロセスでのメソドロジー
    ①現状分析:DMM/DFD/情報分析(抽象化)/WFA/EEM1/情報モデル
    ②見直し方針:見直し目標・ビジョン/SWOT分析/内部管理業務見直し方針
    ③あるべき業務プロセス/EEM1/DAM/あるべきWFA/ EEM2/ERD/ 情報システム機能構成
    ④移行計画:WFA/ERD/情報システム構成
    以上のテーマです。
    ■「EAの全体概要」ではEA全体を鳥瞰してみようと思います。EAは個々の議論に入る前に全体像をしっかり持っていないとまったく分かりません。その点を押えたいと思います。
    ■「業務・システム最適化計画策定プロセス」では業務・システム最適化計画策定指針(ガイドライン)に沿って設計プロセスと設計機能捉えて行きます。
    ■「業務・システム最適化計画策定プロセスでのメソドロジー」では111回までのメルマガで取り上げたものも多々ありますが、電子政府構築のための使用法には違った発想を取り入れて活用していますので、その観点に焦点を当てようと思います。
    第112回はここで終了します。
    今回は「EAメルマガ目次解説」として、今後のメルマガのテーマを紹介しました。
    次回は「電子政府システム設計スキーム」をとりあげます。

    ISMリサーチ代表 井上正和
    question@mail.ism-research.com


    (雑感)先週の金曜日、ある中小企業へお邪魔しました。社長さんの悩みは“社員に私の思いが伝わらない” でした。経営ビジョンを拝見すると、たくさん書かれていますが、読んでも意図がいくつもあって、何を一番伝えたいのかが良く見えませんでした。経営施策はこのビジョンとどう関係しているのかよく分かりませんでした。お尋ねしていると非常に良いことを話されますので、それを体系化して経営ビジョンから部門別施策まで関係付けて社員に
    話すと良く理解できるようになるのではないかと申し上げました。経営計画は売上と利益の目標値を展開しているだけのところが多くて、社長さんに経営ビジョンを体系化し、整理することができない方が多いと感じました。
    昨日までに、「経営戦略立案-基礎知識習得コース」と「経営戦略立案-OJTコース」の各1日コースを作成しました。近々に、いくつかの研修機関で進めていこうと思います。
    ITCプロセスはダイアモンドのように全ての要素が組み込まれていますので、忙しい中小・中堅企業の経営者を相手にするときにはキーメッセージだけを伝えるようなスリム化が必要と思っています。


    (注1) 「経営戦略」、「情報戦略」の基礎知識を整理したメルマガ本で、この応用編メルマガの
    基礎知識の集大成。
    ISMリサーチが絵入り解説で提供していますので、まとめには最適。
    こちらを参照 http://www.ism-research.com/book-1.htm
    (注2)「経営戦略」、「情報戦略」のオンサイト研修を実施しています。適正な価格で、カスタマイズした実践的コースを提供します。
    こちらを参照 http://www.ism-research.com/course-1.htm
    (注3)「経営戦略」、「情報戦略」の基礎知識を今までのメルマガのマグマグの
    バックナンバー(無料)から入手することができます。
    こちらを参照 http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000118350
    (注4)小職が実施している主な研修機関の研修コースは以下の通りです。
    ■グローバルナレッジ(株)
    http://www.globalknowledge.co.jp/reference/Reference.asp?KBN=1&DCODE=29&SCODE=170
    ■(株)富士ゼロックス総合教育研究所
    http://www.itc-pro.com/multi/index.html#it_training
    (注5)メルマガの配信停止は次のURLをご参照ください。
    http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000118350

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