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  • 第133回「見直し方針プロセス-3フェーズプランニング」

    ~ITコンサルタント養成講座~

    皆さん、こんにちは! 当メルマガを担当しています井上正和です。112回からは、このメルマガでEA(Enterprise Architecture)を取り上げています。
    e-Japan戦略も2006年3月31日をもって終了し、今後の5年の施策として「IT新革新戦略」が実施されています。そこには、電子政府は導入の段階に入り、自治体、独立法人等へのEA展開が明記されました。
    EAは日本が最初に公的に発表したソフトエンジニアリングと思っています。昨年から、電子政府の業務・システム最適化計画のプロジェクトに参加している中で、EAが難しいという意見をよく聞きました。小職も実際の成果物を作る中でかなり苦労しました。出版物も多く見受けますが、“帯に短し、襷に長し”の感があります。自分なりにもう少し、わかり易く解説できないものかとの疑問がありました。昨年、私のコースの受講生の方からEAのメルマガをやってくれませんかと要望があり、トライしてみようと思いました。
    今日はEAメルマガの第22回です。

    「内部業務見直し方針」を受けて、この3フェーズプランニングを行います。私たちの一般的な言葉で言い換えますと、業務改善方針(すなわち主要課題)を受けてその方針に沿った改善策を今後3期または3段階のスケジュールに展開するということです。
    SWOT分析によって創出したCSFは内部業務見直し方針を作成する際にCSFを参照しますので、主要課題ごとに整理されています。この主要課)ごとにその課題達成のためのCSFロードマップを作成します。
    参照URL:http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/ea/data/report/r2/r2.pdf の62ページ
    このロードマップの作り方はバランススコアカードで作成する戦略マップの作成方法と同じです。場戦略マップと同様にCSFを「目的―手段」の因果関係で繋いでいきます。例えば、「データ項目の抽象化手法を選択」という手段はその手法を用いて目的の「○○業務情報の項目抽象化」が可能になり、またその手段はその目的としての「○○業務のデータベース一元化」を導くことが出来ます。戦略マップと同様に、その手段を採用することである目的が達成されます。 さらに、その目的が手段となってその上位の目的が達成されるという連携で主要課題達成のロードマップを作成していくわけです。
    当然、CSFを連携していく中で、連携できない漏れのCSFがあることも気づきますので、追加していきます。
    このようにして作成した主要課題解決のロードマップは実施順序を決め、スケジュール化しなければなりません。このロードマップ全体を3フェーズに分割して3フェーズプランを作成します。3フェーズプランの考え方は事業計画やシステム導入等で実施作業を3段階にわけ各フェーズで投資対効果が見極められるようにすることと各フェーズの中間目標を測定することで経営リスク等のリスクを
    減少させる意味があります。ただ、EAの場合ですと、最適業務・システムの構築になるわけですから対象が業務プロセスです。業務プロセスは「計画」、「分析・設計」、「構築・導入」、「検証」、「改善・対処」のステップを踏むことになりますので、1stフェーズは「計画」、「分析・設計」、2ndフェーズは「構築・導入」、3rdフェーズは「検証」、「改善・対処」の順に最適化実施のロードマップが作られることになります。
    この3フェーズで将来体系への改善方針としての主要解決課題、目標と実施事項が決定されることになりますので、将来体系の設計へ移ることになります。
    第133回はここで終了します。
    今回は「見直し方針プロセス-3フェーズプランニング」を取り上げました。
    次回は「将来体系設計プロセス-将来体系作業の留意点」をとりあげます。

    ISMリサーチ代表 井上正和
    question@mail.ism-research.com


    (雑感)先週、月刊誌アスキービジネス8月号の原稿「最先端の経営リスクを追う! BCP(事業継続計画)」を書き上げてe-メール送付しました。経産省のIT新改革戦略で5年後にテレワーカを3割にするという方針は間違いなく実現するなと確信します。私の仕事は6割強がテレワークです。先日からご案内しています「ズバリ!経営戦略立案ソフト」の開発は昨年の5月に開始し、2月に最終版が完成しましたが、開発者とは直接会ったのは開発終了後の3月です。その間、e-メールとTELで進めました。当方が横浜で開発者が大阪というハンデはありましたが、テレワークで不便を感じたことはありませんでした。これからは、e-メールで世界中を飛び回りながら、仕事が出来るようになるとお互いの健康や生産性にも貢献できると思っています。
    アスキービジネス紹介しておきます⇒http://ascii-business.com/info/itskillup-index.html
    アスキービジネスは昨年7月の創刊で7月から1年間は「経営用語」と「IT戦略用語」のコラムで連載していました。


    (注1)「ズバリ!経営戦略立案ソフト」を開発し、発売開始しています。
    経営戦略目標から部門の行動計画まで、経営者が容易に、体系的に作成できる
    パッケージです。
    こちらです。 http://e-site-frontier.kir.jp/index-11.html
    (注2) ITコーディネータガイドラインV1.0対応の「ITコーディネータ試験想定問題
    集」と「ITコーディネータ試験対策コース」を開発しました。
    問題集はこちらを参照 http://www.ism-research.com/book-3.htm
    研修コースはこちらを参照 http://www.gtc.co.jp/semn/isc/itc.html
    (注3) 「経営戦略」、「情報戦略」の基礎知識を整理したメルマガ本で、この応用編
    メルマガの基礎知識の集大成をしました。
    ISMリサーチが絵入り解説で提供していますので、まとめには最適です。
    こちらです。 http://www.ism-research.com/book-1.htm
    (注4)「経営戦略」、「情報戦略」のオンサイト研修を実施しています。適正な
    価格で、カスタマイズした実践的コースを提供します。
    こちらです。 http://www.ism-research.com/course-1.htm
    (注5)「経営戦略」、「情報戦略」の基礎知識を今までのメルマガのマグマグの
    バックナンバー(無料)から入手することができます。
    こちらです。 http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000118350
    (注6)小職が実施している主な研修機関の研修コースは以下の通りです。
    ●株式会社 アスキー
    http://ascii-business.com/abiz/itseminar/
    ●グローバルナレッジ(株)
    http://www.globalknowledge.co.jp/reference/Reference.asp?KBN=1&DCODE=29&SCODE=170
    ●(株)富士ゼロックス総合教育研究所
    http://www.pm-fxli.com/multi.html
    ●(株)グローバルテクノ
    http://www.gtc.co.jp/semn/isc/itc.html
    (注7)メルマガの配信停止は次のURLをご参照ください。
    こちらです。⇒ http://www.mag2.com/m/0000118350.html

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