ホーム  >  メルマガバックナンバー  >  Ⅵ.COBIT 4.0  >  第179回「ITガバナンスの領域-1」

オープンコース案内

  • 第179回「ITガバナンスの領域-1」

    ~ITコンサルタント養成講座~

    皆さん、こんにちは! 当メルマガを担当しています井上正和です。
    177回からは、このメルマガで「COBIT4.0」を取り上げています。
    COBITとは、Control OBjectives for Information and related Technologyの頭文字をとったもので、「米国の情報システムコントロール協会(ISACA:Information Systems Audit and Control Association)が策定し、提唱するITガバナンスのITプロセス成熟度を統制するフレームワーク」であり、システム管理・ガイドラインと言われています。
    COBIT4.0は、米国の内部統制とバランススコアカードを組み込んだ内容で再構成されました。COBIT第3版と比べ、内容も大きく変わりました。
    COBITは、これからのシステムデザインにも大きく影響してくると思っています。
    第3版と比べ、内容も大きく変わりました。このメルマガで、ご紹介していこうと思います。

    今日はCOBIT4.0メルマガの第3回です。
    今回は、「ITガバナンスの領域-1」でITガバナンスの重点領域について述べていきます。
    COBIT4.0では、
    ITガバナンスを「準拠すべき優れた実践方法(手法)を収集、整理し、これを仕組みとして定着させることによって、企業におけるITが確実にビジネス目標をサポートできるようにするもの」と定義しています。
    ITガバナンスの最終目標は、売上目標や利益目標のようなビジネス目標にしました。
    ITガバナンスをIT化の目標である7つの情報基準として捉えていた従来のCOBIT3.0と比べますと大きな違いです。ITCの方は、ITCプロセスをご存知ですね。このプロセスは経営戦略からIT運用までカバーしています。かなりこのプロセスの範囲と近い考え方になってきています。
    ビジネス目標に置く以上、このビジネス目標をITが確実にサポートできる仕組みづくりとその定着が必要となります。ITの障害等でビジネス目標達成を阻害することがあってはならないと言うことです。
    ITに係る業務には、ITの企画・計画、ITの調達・開発、ITの運用サービス、ITのモニタリング等の業務があります。これらのIT業務を障害なく、効果的に遂行することが必要ということです。
    つまり、“ITコントロールに係る何らかのフレームワークが必要”となります。
    そのフレームワークとしてCOBIT4.0を位置づけています。
    ITガバナンスに話を戻しましょう。
    COBITでは、ITガバナンスを実現できている状態を「ITガバナンスの重点領域」として定義しています。その領域として、「戦略との整合」、「価値の提供」、「資源の管理」、「リスクの管理」、「成果の測定」の5点を挙げています。ITガバナンスの要件というわけです。
    ◆「戦略との整合」とは、経営戦略とIT化戦略は整合性を持って展開されていることを言います。
    経営戦略からIT戦略へ展開するフレームワークが要求されます。
    ITガバナンスは、“IT化は経営戦略ありき”が前提で、“ITありき”で進めるものではないことを前提
    においています。この考え方の表現を“ITガバナンスはビジネスありき”と表現しています。
    ◆「価値の提供」とは、提供サイクルを通じて、 IT価値を提供する。特に費用を最適化し、IT
    の本質的な価値を引き出すことで、戦略においてITに期待される便益の創出が確実に
    行われるようになることです。つまり、ITガバナンスはビジネスが前提ですので、投資対効果が最大になるIT戦略を作り出すものでなければならないわけです。
    今回はここで終わります。
    次回は「ITガバナンスの定義と領域-2」で話の続きを解説します。


    (雑感)先週は、このメルマガでも宣伝しています「IT内部統制の実践知識習得コース」のテキストが、特定非営利活動法人 内部統制評価機構の高梨専務理事の監修となりました。この評価機構は、中小・中堅企業に向けた内部統制の浸透を目的とした中小企業庁推奨の外郭団体です。
    ITC協会でも正式コースとして開催される運びとなりました。時期は来年の1月からですが。
    弊社のコースも、少し認めていただき始めたようです。今年、9月にはe-ラーニングとして(株)内部統制サービスより発売することがきまりました。
    少しずつ、実活動に入っていきます。コース開始日程、発売日程が確定しましたら、ご案内を差し上げようと思っています。
    よろしくお願いいたします。


    (注1)「経営戦略」、「情報戦略」の基礎知識等の今までの全てのバックナンバーを閲覧できるようにしました。
    こちらです⇒ http://www.ism-research.com/mailmagazine/content.htm
    (注2)「IT内部統制実践知識修得コース」を東京、神戸教室で実施します。詳細は次のURLのご参照をお願いいたします。
    こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course-6.htm
    (注3)「IT統制の実践知識ポイント解説」テキストの販売開始
    経産省公表(3/30/’07)ガイドの事例集をもとに、わかり易く図解で「IT統制の実践知識ポイン
    解説」テキストに要約しました。IT統制は内部統制の実践の中核の知識となります。
    ご一読いただき、お役に立てていただければと思います。
    こちらです⇒ http://www.ism-research.com/book-2.htm
    (注4)「IT経営戦略策定の基盤知識修得コース」を発売開始
    IT経営を実践する上で求められるIT戦略化の基盤となる知識を網羅的・体系的に修得するコースです。お客様のCIOを始めとするトップの方と経営に関する会話のやりとりが自由に出来る知識を修得できます。
    こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course-8.htm
    (注5) 「IT経営戦略策定の実践能力養成コース(COBIT第4版対応)」を発売開始。
    2日間のSWOT分析、BSC分析、COBIT分析(COBIT第4版対応)のワークショップ付きコースでITガバナンス設計システムの要点講義・ワークショップ講座です。
    こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course-7.htm
    (注6) ITコーディネータガイドラインV1.0対応の「ITコーディネータ試験想定問題集」と
    「ITコーディネータ試験対策コース」を開発しました。
    問題集はこちらです⇒ http://www.ism-research.com/book-3.htm
    研修コースはこちらです⇒ http://www.gtc.co.jp/semn/isc/itc.html
    (注7)「経営戦略」の基礎知識を整理したメルマガ本で、この応用編メルマガの基礎知識の集大成をしました。
    ISMリサーチが絵入り解説で提供していますので、まとめには最適です。
    こちらです⇒ http://www.ism-research.com/book-1.htm
    (注8)「IT経営のための経営研修コース」のオンサイト研修を実施しています。適正な
    価格で、カスタマイズした実践的コースを提供します。
    こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course-1.htm
    (注9)小職が実施している主な研修機関の研修コースは以下の通りです。
    ●株式会社 アスキー
    http://ascii-business.com/abiz/itseminar/
    ●(株)富士ゼロックス総合教育研究所
    http://www.pm-fxli.com/multi.html
    ●(株)グローバルテクノ
    http://www.gtc.co.jp/semn/isc/ksb.html
    http://www.gtc.co.jp/index.html
    ★メルマガの配信停止は次のURLをご参照ください。
    こちらです⇒ http://www.mag2.com/m/0000118350.html

ページトップへ

サイドメニュー

オープンコース案内