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  • 第187回「ITに関するエンタープライズアーキテクチャ」

    ~ITコンサルタント養成講座~

    皆さん、こんにちは! 当メルマガを担当しています井上正和です。
    177回からは、このメルマガで「COBIT4.0」を取り上げています。
    COBITとは、Control OBjectives for Information and related Technologyの頭文字をとった
    もので、「米国の情報システムコントロール協会(ISACA:Information Systems Audit and Control
    Association)が策定し、提唱するITガバナンスのITプロセス成熟度を統制するフレームワーク」で
    あり、システム管理・ガイドラインと言われています。
    COBIT4.0は、米国の内部統制とバランススコアカードを組み込んだ内容で再構成されました。COBIT第3版と比べ、内容も大きく変わりました。
    COBITは、これからのシステムデザインにも大きく影響してくると思っています。
    第3版と比べ、内容も大きく変わりました。このメルマガで、ご紹介していこうと思います。

    今日はCOBIT4.0メルマガの第11回です。
    今回は、「エンタープライズアーキテクチャの構成要素」について、述べてみようと思います。
    COBIT4.0におけるITの達成目標を支える“ITにかかわるエンタープライズアーキテクチャの
    構成要素”、ビジネス達成目標の3番目の最終展開要素に付いて述べておきましょう。
    ビジネス達成目標は、ビジネス成果とその成果を統治するガバナンス要因を基に設定されました。
    ビジネス成果に基づくIT達成目標は、その成果に適合した業務プロセスとそれを支えるインフラ
    ストラクチャ等の目標に展開されることが必要になります。
    それらの業務プロセスは、ほとんどが情報システム化された業務です。
    IT化された業務を取り上げるとすれば、その業務プロセスを構築し、運用するITプロセスが重要な
    役割を果たすことになります。このITプロセスの構成要素には「アプリケーション」、「情報」、
    「インフラストラクチャ」、「要員」といったIT資源がありました。IT資源の要素を少し解説しておきましょう。
    ◆「アプリケーション」とは、情報を処理する、自動化されたユーザーシステムおよび手作業による手続と定義されます。例えば、IT化された販売システムをみますと、その業務プロセスや処理は、IT化された販売管理システムと上司の承認等人手に係る処理の混在です。全ての業務がその形態を有していると思います。このIT化された処理と人手による処理の両方を兼ね備えたアプリケーションです。
    ◆「情報」とは、ビジネスで使用される任意の形式で情報システムに入力、処理、出力されるデータ。例えば、マスターやトランザクションファイルなどの集積データ、入出力のフローデータが該当します。IT 達成目標を支えるアプリケーションとしての処理とその処理を支える情報です。
    ◆「インフラストラクチャ」とは、アプリケーションによる処理を可能にする技術および設備。
    例えば、OSやネットワーク技術やコンピュータ室の設備などを言います。アプリケーションと情報を支えるIT 基盤です。IT基盤にはソフトウエアやハードウエアがあります。アプリケーションや情報を支えるためのIT基盤に対する業務の安定的運用が必要になります。
    ◆「要員」とは、情報システムとサービスの計画、編成、調達、導入、提供、サポート、モニ
    タリングおよび評価に必要な要員。つまりCOBITで定義するITプロセス業務に携わる人々です。
    ITプロセスに係る要員の能力がITに係るエンタープライズの目標を達成する重要な要因となるのは疑問のないところでしょう。
    IT資源はIT化されている資源を対象としていますが、IT化されていない業務プロセスもあります。これらの要因もITプロセスの要件として考慮し、その連携を図らないとビジネス成果を達成することは不可能となります。
    また、ITガバナンス要因から捉えてみますと、これらのIT資源の定義の範疇に無い、ITに係らない経営リスク要因などもあります。たとえば、BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)など、ITに係らない緊急時の業務プロセスとなります。これらの要因もITプロセスへの考慮が必要です。
    このように、IT資源の範疇に無い要因を考慮したITプロセスによってITの達成目標が達成できるとCOBIT4.0では述べています。
    COBIT3.0と比べて、“ITガバナンスはビジネス目標の達成にある”に視点を置いて記述していることが大きな特徴です。
    次回は、「COBITの4つのITプロセスモデル」の構成要素について解説します。


    (雑感)先週、ある先生にお会いしました。自治省で47都道府県に対する業務改革の研修の企画が進んでいるそうです。背景は、社会保険庁を筆頭に官公庁の脇の甘さが大問題になっていることのようです。民間で当然実施している経営効率化や内部統制等広範囲に及ぶようです。弊社のコースも10コースほど上げておきましたら、2コースほど推薦コースとしてあげていただいたようです。
    まだこれからの予算委員会の承認後の話ですので、採用可能性は分かりませんが、御礼を申し上げておきました。目に付けていただいただけでも感謝でした。
    弊社も、ITコーディネータ協会から「研修実施機関」を受けましたので、独自にオープンコースを開催していきます。
    ご出席をお待ち申し上げておきます。
    コースの閲覧はこちらです。⇒ http://www.ism-research.com/course-3.htm


    (注1)「経営戦略」、「情報戦略」の基礎知識等の今までの全てのバックナンバーを
    閲覧できるようにしました。
    こちらです⇒ http://www.ism-research.com/mailmagazine/content.htm
    (注2)「ITコーディネータ協会認定コース」をオープンコースとして東京、神戸教室
    で実施します。
    詳細は次のURLのご参照をお願いいたします。
    ◆IT経営研修コース:http://www.ism-research.com/course-1.htm
    (注3)「IT経営戦略策定の実践能力養成コース(COBIT第4版対応:2日間)」を実施。
    2日間のSWOT分析、BSC分析、COBIT分析(COBIT第4版対応)のワークショップ付き
    コースでITガバナンス設計システムの要点講義・ワークショップ講座です。
    こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course-7.htm
    (注4) 「IT内部統制実践知識修得コース」を実施しています。
    詳細は次のURLのご参照をお願いいたします。
    ◆IT内部統制の実践知識修得コース:http://www.ism-research.com/course-6.htm
    (注5) ITコーディネータガイドラインV1.0対応の「ITコーディネータ試験想定問題
    集」と「ITコーディネータ試験対策コース」を開発・実施しています。
    問題集はこちらです⇒ http://www.ism-research.com/book-3.htm
    研修コースはこちらです⇒ http://www.gtc.co.jp/semn/isc/itc.html
    (注6)「経営戦略」の基礎知識を整理したメルマガ本で、この応用編メルマガの基礎
    知識の集大成をしました。
    ISMリサーチが絵入り解説で提供していますので、まとめには最適です。
    こちらです⇒ http://www.ism-research.com/book-1.htm
    (注7)「IT経営のための経営研修コース」のオンサイト研修を実施しています。
    適正な価格(市価の半値以下)で、カスタマイズした実践的コースを提供します。
    こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course-1.htm
    (注8)小職が実施している主な研修機関の研修コースは以下の通りです。
    ●株式会社 アスキー
    http://ascii-business.com/abiz/itseminar/
    ●(株)富士ゼロックス総合教育研究所
    http://www.pm-fxli.com/multi.html
    ●(株)グローバルテクノ
    http://www.gtc.co.jp/semn/isc/ksb.html
    http://www.gtc.co.jp/index.html
    ★メルマガの配信停止は次のURLをご参照ください。
    こちらです⇒ http://www.mag2.com/m/0000118350.html

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