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  • 第188回「COBITの4つのITプロセスモデル-1」

    ~ITコンサルタント養成講座~

    皆さん、こんにちは! 当メルマガを担当しています井上正和です。
    177回からは、このメルマガで「COBIT4.0」を取り上げています。
    COBITとは、Control OBjectives for Information and related Technologyの頭文字をとったもので、「米国の情報システムコントロール協会(ISACA:Information Systems Audit and Control Association)が策定し、提唱するITガバナンスのITプロセス成熟度を統制するフレームワーク」であり、システム管理・ガイドラインと言われています。
    COBIT4.0は、米国の内部統制とバランススコアカードを組み込んだ内容で再構成されました。COBIT第3版と比べ、内容も大きく変わりました。
    COBITは、これからのシステムデザインにも大きく影響してくると思っています。
    第3版と比べ、内容も大きく変わりました。このメルマガで、ご紹介していこうと思います。

    今日はCOBIT4.0メルマガの第12回です。
    今回は、「COBITの4つのITプロセスモデル」について、述べてみようと思います。
    ITに関するエンタープライズ・アーキテクチャの要にあるITプロセスには“ITガバナ
    ンスを達成するのに何が要求されるか”に話を進めていきます。
    COBITでのITプロセスとは、ITに関するエンタープライズの構成要素である「情報」、
    「アプリケーション」、「インフラストラクチャ」、「要員」を支えるためのIT業務
    プロセスです。
    COBITでは、このIT業務プロセスを、ITに関連するアクティビティとして4つのプロ
    セスモデル(=ドメイン)に括っています。4つのドメインとは、「計画と組織」、
    「調達と導入」、「サービス提供とサポート」、「モニタリングと評価」です。
    ITガバナンスに求められる4つのドメインのITプロセスの要件を取り上げて見ま
    しょう。
    (1)「計画と組織(PO:Planning and Organization)」ドメ
    インは、「戦略的構想の実現を計画、周知および管理する」ためのITプロセスです。
    このプロセスに求められる要件は、
    ★IT戦略とビジネス戦略は整合していること/企業の資源活用を最適化できている
    こと
    ★組織の全員がIT目標を理解させること
    ★ITリスクは理解および管理されていること
    ★ITステムの質は、ビジネス上の必要性からみて妥当であることを測定できること
    とあります。
    IT達成目標を達成するためのITに関するエンタープライズの構成要素の計画と組織
    化要件です。
    (2)「調達と導入(AI:Aquisition and Implementation)」ドメインでは、
    「ITソリューションを特定、開発又は調達して、ビジネス プロセスに導入および
    統合する」ためのプロセスです。このプロセスに求められる要件は、
    ★新規プロジェクトは、ビジネス上の必要性を満たすソリューション策を提供して
    いること
    ★新規プロジェクトが予定通りの期日に、予算の範囲内で実現できること
    ★新規システムが導入後適切に機能すること
    ★システムの変更は、現在のビジネス運営を混乱させることなく行われること
    があります。
    「計画と組織」ドメインに沿って、ITに関するエンタープライズ構成の導入・調達
    要件ですが、前面に出てくるのは「アプリケーション」です。
    「情報」、「インフラストラクチャ」、「要員」は支援要件となります。
    次回は、「COBITの4つのITプロセスモデル-2」で残りの2つのドメインの要件について解説します。


    (雑感)今日の今頃、ウイーンから成田空港に到着している頃と思います。古女房とも結婚32周年になりまして、たっての要望でチェコのプラハとオーストリアのウイーンを中心に7泊8日の旅行に行ってきました。
    来週はその感想を書きます。
    今日は、コンサルや研修をやっていて感じることですが、多くの企業でBSCやSWOT分析、ITガバナンス等実践して失敗している例が多いですね。この原因を私なりに掴んでいますのでお話しようと思います。大先生の理論や世界のディファクト理論というとそのまま実践しようとされる企業が多いです。自社の体力や能力によって採用する理論やその適用手順が変わることを自覚して自社向きにカストマイズできない企業は失敗に終わります。
    どんなすごい理論でも(学者先生が考案された観念ですので)、良い参考書として捉え、“その理論を良く読み理解する”、そして“自社にはどの部分が適用可能かを考え”、“どの手順で実施していくか”を考え、自社にあった形に適用していくのが必要ですね。
    理論を勉強するために、コンサルタントを雇うのは賛成ですが、 “すごい理論だから”とか“すごいコンサルタントだから”という理由だけで闇雲に没頭する権威に弱いところが失敗しているようですね。
    如何思われますか?
    弊社でオープン研修コースを開催します。ご参加いただけますか。お待ちしております。
    コースの閲覧はこちらです。⇒ http://www.ism-research.com/course-3.htm


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    詳細は次のURLのご参照をお願いいたします。
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    ◆IT内部統制の実践知識修得コース:http://www.ism-research.com/course-6.htm
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    集」と「ITコーディネータ試験対策コース」を開発・実施しています。
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    ●(株)グローバルテクノ
    http://www.gtc.co.jp/semn/isc/ksb.html
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