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  • 第199回「COBITのコントロール目標」

    ~ITコンサルタント養成講座~

    皆さん、こんにちは! 当メルマガを担当しています井上正和です。
    177回からは、このメルマガで「COBIT4.0」を取り上げています。
    COBITとは、Control OBjectives for Information and related Technologyの
    頭文字をとったもので、「米国の情報システムコントロール協会(ISACA:
    Information Systems Audit and Control Association)が策定し、提唱するITガバ
    ナンスのITプロセス成熟度を統制するフレームワーク」であり、システム管理・ガイ
    ドラインと言われています。
    COBIT4.0は、米国の内部統制とバランススコアカードを組み込んだ内容で再構成され
    ました。COBIT第3版と比べ、内容も大きく変わりました。
    COBITは、これからのシステムデザインにも大きく影響してくると思っています。
    第3版と比べ、内容も大きく変わりました。このメルマガで、ご紹介していこうと思います。

    今日はCOBIT4.0メルマガの第22回です。
    今回は、「COBITのコントロール目標」で、COBITフレームワークとITのコントロール
    目標について整理しておきます。
    コントロール目標には、ビジネス達成目標、IT達成目標、ITプロセスコントロール
    目標、アクティビティコントロール目標等、いろんなコントロール目標が出てき
    ます。 まず、ビジネス達成目標とCOBITフレームワークの関係を整理しておきましょう。
    (1)ビジネス達成目標は、
    ビジネス成果とそのビジネス成果を統治するためのガバナンス要因を考慮して設定
    されました。
    ビジネス成果とは、売上高や利益といったビジネス上の成果目標です。
    ガバナンス要因とは、ビジネス達成目標を達成するためのビジネスプロセスの統治要因です。
    つまり、このガバナンス要因を設定するには順序があります。
    まず、成果目標が最初に決める必要があります。次に、ビジネス達成目標として、ビジネス成果を成し遂げるために実施すべきビジネス上の方策が決まります。
    この方策を実現に導く要因がガバナンス要因となります。導く要因ですから、原書では
    “Gervanance Driver”と読んでいます。
    この要因にはITに関係しない要因も数多くあると思われますが、この要因をITの達成目標橋渡し
    するのが「情報要請規準」になります。
    (2)IT達成目標とは、
    ビジネス達成目標を情報要請規準に基づいてITのコントロール事項に展開した方策になります。
    この方策としてのIT達成目標は、COBITのITプロセスで実践することになります。
    このITプロセスには、IT資源(アプリケーション、情報、インフラストラクチャ、要因)に対するコント
    ロール目標が必要になります。
    このIT資源を最適に組み合わせることが求められるということです。
    (3)ITのコントロール目標の達成のためには、
    その達成度を測定する測定指標が必要になります。
    COBITでは「重要目標達成指標」といい、上位の指標をKGI(Key Goal Indicator)、下位の
    指標をKPI(Key Performance Indicator)といいます。
    この項の言葉に置き換えますと、ITの達成目標の測定指標はKGI、ITプロセスの指標はKPI
    です。ビジネス達成目標をKGIと捉えますと、ITの達成目標はKPIになります。
    IT達成目標のためには、34のITプロセスに対するITプロセスコントロール目標、ITプロセスコント
    ロール目標を達成するためのアクティビティのアクティビティコントロール目標達成がありました。
    それぞれのKGI、KPIがIT達成目標に関係付けられた指標として定義されることが必要になり
    ます。
    今回はここで終わります。
    次回は、「アクティビティコントロール目標」を取り上げます。


    (雑感)先週、北海道にある研修センターで3日間のセミナーを行ってきました。
    朝はマイナス4度でしたが、空気が乾燥しているのでそれほど寒さは感じません。
    しかし、室内はどこも平均26度の設定。パッチを身に付けていった私にとっては真夏の感覚で
    した。
    セミナーは、プロジェクトマネジャーを実践または経験されている方を対象に「PMのための
    経営戦略/IT戦略講座」です。定員は15名でしたが、満員で、さらに追加申し込みが多くて
    サイトの掲示を途中で外したと言うほど盛況で道内の各都市から出席されていました。
    受講生の評価も“新しい知識体系が出来た”と非常に高く、満足していただけたようです。
    弊社のコースは、著作者である小職がPMの経験者でITコンサルをやっていた関係もあり、
    全てのコースがITガバナンスを根底に作成されています。
    “PMさんに一番合ったコース体系かも知れない”と認識した次第です。
    コース内容は、弊社コースの「IT経営戦略策定の基盤知識修得コース」を基本に、 「SWOT
    分析」、「BSC分析」、「ITガバナンス」のコースの演習を若干加えたカストマイズコースでした。
    各コースは下記をご参照いただければと思います。
    ⇒ http://www.ism-research.com/course-8.htm


    (注1)「経営戦略」、「情報戦略」の基礎知識等の今までの全てのバックナンバーを
    閲覧できるようにしました。
    こちらです⇒ http://www.ism-research.com/mailmagazine/content.htm
    (注2)「ITコーディネータ協会認定コース」をオープンコースとして東京、神戸教室
    で実施します。
    詳細は次のURLのご参照をお願いいたします。
    ◆IT経営研修コース:http://www.ism-research.com/course-1.htm
    (注3)「IT経営戦略策定の実践能力養成コース(COBIT第4版対応:2日間)」を実施。
    2日間のSWOT分析、BSC分析、COBIT分析(COBIT第4版対応)のワークショップ付き
    コースでITガバナンス設計システムの要点講義・ワークショップ講座です。
    こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course-7.htm
    (注4) 「IT内部統制実践知識修得コース」を実施しています。
    詳細は次のURLのご参照をお願いいたします。
    ◆IT内部統制の実践知識修得コース:http://www.ism-research.com/course-6.htm
    (注5) ITコーディネータガイドラインV1.0対応の「ITコーディネータ試験想定問題
    集」と「ITコーディネータ試験対策コース」を開発・実施しています。
    問題集はこちらです⇒ http://www.ism-research.com/book-3.htm
    研修コースはこちらです⇒ http://www.gtc.co.jp/semn/isc/itc.html
    (注6)「経営戦略」の基礎知識を整理したメルマガ本で、この応用編メルマガの基礎
    知識の集大成をしました。
    ISMリサーチが絵入り解説で提供していますので、まとめには最適です。
    こちらです⇒ http://www.ism-research.com/book-1.htm
    (注7)「IT経営のための経営研修コース」のオンサイト研修を実施しています。
    適正な価格(市価の半値以下)で、カスタマイズした実践的コースを提供します。
    こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course-1.htm
    (注8)小職が実施している主な研修機関の研修コースは以下の通りです。
    ●株式会社 アスキー
    http://ascii-business.com/abiz/itseminar/
    ●(株)富士ゼロックス総合教育研究所
    http://www.pm-fxli.com/multi.html
    ●(株)グローバルテクノ
    http://www.gtc.co.jp/semn/isc/ksb.html
    http://www.gtc.co.jp/index.html
    ★メルマガの配信停止は次のURLをご参照ください。
    こちらです⇒ http://www.mag2.com/m/0000118350.html

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