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  • 第218回「SLAの構成要素」

    ~ITコンサルタント養成講座~

    皆さん、こんにちは! 当メルマガを担当しています井上正和です。
    211回からは、このメルマガで経済産業省のIT統制ガイドラインに2つの
    大きな統制ガイドが出てきました。
    平成19年12月26日の「システム管理基準 追補版」に対する追加付録、
    「システム管理基準 追補版」(財務報告に係るIT統制ガイダンス追加付録)
    (以下、「追補版 追加付録」と言います)、
    URL: http://www.meti.go.jp/press/20071226006/03_furoku.pdf
    と平成20年1月21日に「ASP/SaaSの安全・信頼性に係る情報開示指針」で
    「SaaS向けSLAガイドライン」(以下、「SLAガイド」という)を公表しました。
    URL: http://www.meti.go.jp/press/20080121004/20080121004.html
    共に、IT統制においては、非常に重要な意味を持つガイドラインとなっています。
    「追補版 追加付録」は、日本版SOX法の対象である会計パッケージのIT業務
    処理統制と連結決算に係る重要業務のRCMのガイドです。
    一方、「SLAガイド」は、IT全般統制の統制項目の「外部委託に関する契約の
    管理」に対するSLA、SLMのガイドラインを提供しています。

    今日は、経済産業省「SLAガイド」メルマガの第2回「SLAの構成要素」を取り上げます。
    SLAとは、「ITベンダーとユーザー間または情報システム部門とユーザー部門との間で
    締結されるサービスレベルの合意書」です。
    日本版SOX法に基づきますと、重要拠点で重要業務に当る業務システムを外部委託
    する場合、日本版SOXの対象範囲となります。
    つまり、委託企業のIT統制の実施状況を監査し統制することが責任範囲となります。
    その統制のために、当事者間で締結する合意項目をSLA(Service Level Agreement)
    と言います。
    その合意項目には、以下の6点の綱目を網羅することが必要とこのガイドラインでは
    述べています。
    それらの項目とは、「前提条件」、「委託範囲」、「役割と責任」、「サービスレベル項目」、
    「結果対応」、「運営ルール」の6つです。
    ①「前提条件」とは、サービスレベルに影響を及ぼす業務上/システム上の前提条件の
    記述です。
    利用者の前提条件(業務量、利用者数など)やASPやSaaSの提供機能やIT統制
    業務上の要求事項等を契約上の前提として記述することになります。
    ②「委託範囲」では、業務要件に基づき、IT業務処理統制とIT全般統制に対する対象
    のアプ リケーションとIT基盤を合意事項として記述します。
    ③「役割と責任」では、利用者と提供者の役割と責任を明確にした分担表を作成します。
    実施責任者と説明責任者の役割等は明確にしなければなりません。
    ④「サービスレベル項目」では、管理対象となるサービス別に設定される評価項目及び
    要求水準を設定します。SLAによる統制の中心事項です。
    ⑤「結果対応」では、サービスレベル項目で設定したサービスレベルが達成されなかった
    場合の対応を記述します。運用上の代替手段や財務上の件線的補償、中途解約・解除
    条件の事項の記述です。
    ⑥「運営ルール」では、利用者と提供者間のコミュニケーションのルール/体制を記述します。
    定期的なモニタリング、報告会議や体制などが記述事項となります。
    今回はここで終わります。次回は「サービスレベル項目」を取り上げます。


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    を閲覧できるようにしました。
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    IT経営を実現するためのコンサルティングプロセスを、ケーススタディをもとに体得
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    こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course/course-7.htm
    (注4)「経営戦略立案-基礎知識修得コース」を開催します。
    経営戦略の考え方と経営戦略メソドロジーを全網羅的に理解する入門知識コース
    です。 Hands-ONコースの前提コースにもなっています。
    こちらです⇒http://www.ism-research.com/course/course-4.htm
    (注5)「ITコーディネータ協会認定コース」をオープンコースとして東京、神戸教室
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    詳細は次のURLのご参照をお願いいたします。
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    ライン、金融庁ガイドラインを自在に活用した実践的IT統制の活動ができることを
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    (有) 情報戦略モデル研究所(ISM研)
    ITコーディネータ協会認定 研修実施機関
    代表 井上 正和
    e-Mail:inouemas@axel.ocn.ne.jp
    URL:http://www.ISM-Research.com/
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