~ITコンサルタント養成講座~
皆さん、こんにちは! 当メルマガを担当しています井上正和です。
222回からは、このメルマガで「ITコンサルの実践考察」を取り上げています。
今までは、ITコンサルタントの基礎知識を述べてきました。お伝えしてきました内容は、皆様のビジネスに有益な情報の伝達は大きな目的としてありますが、同時に当職の勉強と仕事の準備を兼ねた知識の整理の意味もありました。時間も経ち、経験も積んできますと以前書いたメルマガが時代遅れや考慮不足な内容になっているところも見受けられます。
実際に、コンサルやワークショップ研修等の仕事で活用していますと、いろんな工夫や改善要素が見えてきます。その経験を通して感じた工夫や実践ポイントを整理して話してみようと思います。
自分の意見を出して話し、皆さんと問い掛け形式の対話が出来上がれば良いかなという想いで
進めていきます。
メルマガ「ITコンサル実践考察」の第9回です。テーマは「ITアーキテクチャ技法と情報モデル」を取り上げます。
以前、ソフトウエアエンジニアリングとして、プログラム設計におけるモジュール化構造設計技法として「構造化設計」がありました。ウォータフォール型設計とも言われました。
現在は、ビジネスプロセス設計に移っていますが、設計の視点は同じです。つまり、入力情報と出力情報を明確にし、機能構造を体系的に構造化し、プログラムモジュールの機能を“見える化”することでした。
現在のBPM(Business Process Management)によるビジネスのプロセスの見える化も入力情報と出力情報を明確化と機能の構造化です。
ビジネスプロセスに係るITアーキテクチャ技法としての基本はジェネリックモデル(注)です。
(注)ジェネリックモデルの詳細はメルマガバックNOをご参照ください。
こちらです⇒ http://www.ism-research.com/mailmagazine/content.html
このモデルは企業のビジネスプロセスを情報モデルとして捉えるということで画期的でした。
企業の情報フレームワークとして、「計画/モニタリングモデル」、「コアビジネスモデル」、「資源情報モデル」、「知識情報モデル」の4つの情報モデルを図式化しました。ITコンサルティングでよく作成する企業情報体系です。
計画モデルで企業や事業の目標を設定し、“どこのプロセスから何の情報が得たれるか”を明確にし、情報のPDCAサイクルを作る構造です。
この最上位構造を作っておけば、ビジネスプロセスモデルで階層化することで業務を構造化できますし、必要プロセスを見える化できます。
ビジネスプロセスモデルによる構造化は、このモデルがビジネスの各プロセスは情報の変換機能と単純化して捉えたことで可能になりました。経営戦略に沿った情報システムの構築となると、勢い全社のビジネスプロセスが対象となりますし、プロセスからの情報が戦略を左右するデータとなるわけです。
今までのように、ITベンダーが全て請負で分析することは不可能なことに加え、ユーザー自身が
経営を支える業務の見える化への参画が必要となってきました。
その情報とはトランザクションデータとマスターデータになります。
ということは、ビジネスプロセスが実施できる機能は、このトランザクションファイルとマスターデータを構造化定義することで実施できるということを表します。情報モデルですね。
“業務のプロセス分析は、情報モデルを作成するためにある。”といっても過言ではありません。
2005年に本番稼働したトヨタのグローバル部品表システムの成功の最も大きな要因は“データーべースがぶれなかったこと”と責任者の方が話されています。
将に情報モデルの成果です。
今回はここで終わります。
次回は、IT戦略のテーマとして「BPMと要求定義」を捉えてみます。
(雑感)先週実施した研修コース「IT経営戦略策定の基盤知識修得コース」で受講生の方から
ご質問をいただきました。
このコースでは、1日目の半日を使って政策や白書を基礎知識として講義しています。
その中に、「IT新改革戦略-2008」、「情報サービス産業白書2008年版」の解説があります。
質問は、“白書や政策を踏まえるとより自信を持ったより深い提案が出来るとは思うのですが、読んでいるとすぐ眠くなります。読み方がありますか?”です。
“読み方は、全てを理解しようとして始めからじっくり読もうとしないこと。「IT新改革戦略-2008」は政策構造図がありますので、その意味を抑えたら自分に関係ある箇所の政策のみをしっかり読むこと。「情報サービス産業白書2008年版」はまとめ図が多くありますので、自分に関係ある図のみをチェックしてその箇所を読む。慣れてくるとそれぞれ半日もあれば読めるようになります”と伝えました。
----After J-SOXの必携の基礎資料解説本です。---------
★「これからのIT内部統制の実践知識」テキスト本
金融庁(平成19年2月15日)、経産省(平成19年3月30日)のガイドライン公表から、
平成20年3月11日の金融庁に至るまでのJ-SOXに係る資料を要約し、
整理しました。
After J-SOXにおける業務推進テキストとしてご使用いただければと思います。
こちらです⇒ http://www.ism-research.com/book/book-5.html
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(注1)「経営戦略」、「情報戦略」の基礎知識等の今までの全てのメルマガバック
ナンバーを閲覧できるようにしました。
こちらです⇒ http://www.ism-research.com/mailmagazine/content.html
(注2)「IT経営研修コース」の全体コース体系図をご参照ください。
こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course/organize20080620.pdf
(注3) 「セッションファシリテータ養成コース」を開発・販売します。
お客様との商談、戦略会議等において、的確・迅速にその成功シナリオを全員合意
のもとに創り上げていくセッション技術修得です。提案型アプローチの必要な方の
コースです。
こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course/course-12.html
(注4) 「カスタマー・プランニング・セッション コンサルティング」を開発・販売
します。セッションファシリテータ技術を活用し、お客様の戦略課題をコンサル
ティングします。
こちらです⇒ http://www.ism-research.com/consult/consul-3.html
(注5)「ITコンサルタント実践能力養成コース」を提供開始です。
IT経営を実現するためのコンサルティングプロセスの全てを、ケーススタディを
もとに体得するコースです。SWOT分析、BSC分析、COBIT分析手法を連携し、
活用します。
こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course/course-7.html
(注6)「経営戦略立案-基礎知識修得コース」を開催します。
経営戦略の考え方と経営戦略メソドロジーを全網羅的に理解する入門知識
コースです。 Hands-ONコースの前提コースにもなっています。
こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course/course-4.html
(注7)「これからのIT内部統制の実践知識修得コース」を実施しています。
内部統制の実施フェーズでの実践テキストとして、経済産業省のIT統制ガイド
ライン、金融庁ガイドラインを自在に活用した実践的IT統制の活動ができることを
目的にしております。
こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course/course-6.html
(注8) プレゼンテーション技術養成コース
米国議会でプレゼンテーションのパターンを作ったDr.ボブ・ボイランの
「ストーリー・ボード」を用いて、お客様の立場に立って、お互いがWin-Winを
革新できる効果的なプレゼンテーションの技術を実戦形式で修得します。
こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course/course-11.html
(注9) ITコーディネータガイドラインV1.0対応の「ITコーディネータ試験想定
問題集」と「ITコーディネータ試験対策コース」を開発・実施しています。
問題集はこちらです ⇒ http://www.ism-research.com/book/book-3.html
研修コースはこちらです⇒ http://www.ism-research.com/course/course-9.html
(注10)「経営戦略」の基礎知識を整理したメルマガ本で、この応用編メルマガの
基礎知識の集大成をしました。
ISMリサーチが絵入り解説で提供していますので、まとめには最適です。
こちらです⇒ http://www.ism-research.com/book/book-1.html
(注11)「ITコーディネータ協会認定コース」をオープンコースとして東京、
神戸教室で実施します。知識ポイントは無制限対象です。
詳細は次のURLのご参照をお願いいたします。
こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course/course-7.html
★メルマガの配信停止は次のURLをご参照ください。
こちらです⇒ http://www.mag2.com/m/0000118350.html
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(有) 情報戦略モデル研究所(ISM研)
ITコーディネータ協会認定 研修実施機関
代表 井上 正和
e-Mail:inouemas@axel.ocn.ne.jp
URL:http://www.ISM-Research.com/
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