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  • 第260回 「BCPを策定する-概要」

    ~ITコンサルタント養成講座~

     皆さん、こんにちは! 当メルマガを担当しています井上正和です。
    245回からは、このメルマガでBCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)を取り上げます。
    BCPとは災害やテロ等の経営リスクから企業経営を守る経営リスク対応計画で、ISO化がスタートして
    います。
    平成17年3月、経産省はITに関するBCPガイドラインを発表し、内閣府は自身に関するBCPガイドライン
    を発表しました。平成18年2月には、中小企業庁は「中小企業BCP策定運用指針」として、BCP導入の
    具体的なガイドラインを提供しています。平成21年には英国のBSIが提供するBCM(Business Continuity
    Management:事業継続管理)のB25999-2:2007による認定活動がJIPDECにおいて実施予定です。
    調達がグローバルになっていくに従って、中小・中堅企業や大企業も世界中の調達企業からBCP整備の
    有無を問われてきています。BCPの整備の無い企業は今後生き残っていけない状況となるかもしれません。
    このメルマガでは、“BCPに対し企業はどのような対応を求められるのか”を解説していきたいと思います。

    今日はBCPメルマガの第16回です。 「BCPを策定する-概要」を取り上げます。

    前回までのステップでBCPの事前対策、つまりBCP実施のための準備対策を作成しましたので、ここでは
    緊急事態発生時の実施対策事項を「BCPを策定する」というテーマで整理します。
    緊急事態発生時には中核事業から優先的に対応して目標復旧時間内に回復させることになりますので、
    そのための手順や体制を整理することが必要になります。
    以下にそのための作業手順とその目的をあげ、全体像を把握します。

    ◆手順1:BCP発動基準を明確にする
      この作業の目的は、「発動基準を明確にするとは、「どのような場合にBCPを発動するのか?」という
      基準を事前に明確にしておく」ことです。つぎに、
    ◆手順2:BCP発動時の体制を明確にする
     作業目的は、「緊急事態が発生した場合におけるBCP発動後の対応体制を明確にする」ことです。
    ◆手順3:事業継続に関連する情報の整理と文書化をする
     この作業の目的は、「緊急事態発生時の事業継続において必要となる情報を整理し、BCPの
     文書化を行う」ことです。
    以上の3つのステップを踏んで準備します。この準備での留意点について少し述べておきます。

    まず、手順1からです。
    (1)BCP発動のポイント
     中核事業のボトルネックが何らかの影響を受け、早急な対応をしなければ目標復旧時間内に中核事業
     を復旧させることが出来ない場合がBCP発動の基準になります。
     そのためには、正確なボトルネック資源の把握が前提になります。災害とその規模、被災するボトル
     ネック資源の種類に基づきBCP発動基準を設定することが必要になります。
     インパクト分析によって想定の災害(地震の震度7など)に対するボトルネック資源が分析され、対策が
     立てられているとすると、災害によるボトルネック資源の被害確認後BCPを発動することになります。
     しかし、このボトルネック資源には施設・設備、原材料、電話、ガス、電力、水道等の多くの資源があり
     ます。
     重要業務に与えるそのすべてのボトルネック資源を測定して対策を設定しておくことが前提になります。

    今回はここで終わります。
    次回は、「BCP発動時の体制と文書化」を取り上げます。


    (雑感)【穀雨】 穀雨(こくう)は、二十四節気の1つ。4月20日ごろ。および、この日から立夏までの 期間。
      太陽黄経が30度のときで、田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨の降るころ。三月 中。
      穀雨とは、穀物の成長を助ける雨のことである。暦便覧には「春雨降りて百穀を生化すれば なり」と
      記されている。穀雨の終わりごろに八十八夜がある。
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       こちらです⇒ http://www.ism-research.com/mail-mag/mail-mag/
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       こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course/course-chart.html
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       ラインを自在に活用した実践的IT統制の活動ができることを目的にしております。
       こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course/course-6.html
     (10) 「プレゼンテーション技術養成コース」を開催します。
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       お客様の立場に立って、お互いがWin-Winを革新できる効果的なプレゼンテーションの技術を実戦
       形式で修得します。
       こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course/course-11.html
     (11)「ITコーディネータ協会認定コース」をオープンコースとして東京、神戸教室で実施します。
       教室案内はこちらです⇒ http://www.ism-research.com/company/educ-room/ism-1.html

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            (有) 情報戦略モデル研究所(ISM研)
           ITコーディネータ協会認定 研修実施機関
                         代表 井上 正和
             e-Mail:inouemas@axel.ocn.ne.jp
           URL:http://www.ISM-Research.com/
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