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  • 第258回 「BCP事前対策の検討内容-1」

    ~ITコンサルタント養成講座~

     皆さん、こんにちは! 当メルマガを担当しています井上正和です。
    245回からは、このメルマガでBCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)を取り上げます。
    BCPとは災害やテロ等の経営リスクから企業経営を守る経営リスク対応計画で、ISO化がスタートして
    います。
    平成17年3月、経産省はITに関するBCPガイドラインを発表し、内閣府は自身に関するBCPガイドライン
    を発表しました。平成18年2月には、中小企業庁は「中小企業BCP策定運用指針」として、BCP導入の
    具体的なガイドラインを提供しています。平成21年には英国のBSIが提供するBCM(Business Continuity
    Management:事業継続管理)のB25999-2:2007による認定活動がJIPDECにおいて実施予定です。
    調達がグローバルになっていくに従って、中小・中堅企業や大企業も世界中の調達企業からBCP整備の
    有無を問われてきています。BCPの整備の無い企業は今後生き残っていけない状況となるかもしれません。
    このメルマガでは、“BCPに対し企業はどのような対応を求められるのか”を解説していきたいと思います。

    今日はBCPメルマガの第14回です。 「BCP事前対策の検討内容」を取り上げます。

    BCPサイクルの継続運用ステップの2ndフェーズ、「BCPの準備、事前対策を検討する」の検討内容を
    述べてみましょう。前回とりあげましたが、このフェーズには2つの作業ステップ、「事業継続のための
    代替案の特定と選択をする」と「BCPの準備、事前対策を検討する」がありました。

    まず、
    1.「事業継続のための代替案の特定と選択をする」作業から進めます。
      この作業の手順は、「作業連絡の拠点となる場所の確保」⇒「被災した重要施設・設備の代替確保」⇒
      「従業員の確保」⇒「資金調達の方針」⇒「通信手段・各種インフラの代替方針」⇒「情報のバックアップ
      方針」です。
      ◆「作業連絡の拠点となる場所の確保」とは、
        取引先への連絡や従業員に対して事業継続対応の指揮命令を連絡するための指令拠点場所を
        確保することです。本社が使えないときの代替場所の確保が必要です。

      ◆「被災した重要施設・設備の代替確保」
        時系列に従って適切な事業継続の代替方針を策定しておくことです。
        たとえば、以下のような手順と手続きです。
        ・発災後3日間は、社内のほかの設備を利用して、事業を一部でも継続する
        ・その間に本来の設備を新たに購入またはリースの手配を行い、社内の回復用作業場所
         で3週間は事業を継続する
        ・その間に、プレハブ等により、仮施設を建設する

      ◆「従業員の確保」
       従業員で暫く復帰できない人員の代替方針を作成します。OBの活用や近隣の方の協力等を考慮し
       承諾を得ておくことが必要となります。

      ◆「資金調達の方針」
       資金調達の多様性を持たせた方針を作成しておくことが必要です。たとえば、
       損害保険への加入/共済制度の活用/各種融資の活用/手持ち資金の事前確保 等を調査して対策
       を講じておくことです。

      ◆「通信手段・各種インフラの代替方針」
       ライフラインとしての電話や電力、ガス、水道などが被害を被り機能しないことが想定されます。
       中核事業の継続に必要な場合は可能な限り代替案を検討しておく必要があります。

      ◆情報のバックアップ方針
       中核事業に必要な情報は、電子データ、紙データに限らず複製を作成し、同時に被災しない 場所へ
       保管しておくことが必要です。以下のような手順でバックアップ対策を策定します。
       ・重要業務に必要な情報を把握
       ・電子・紙データの複製保管場所の決定
       ・情報のバックアップを取る頻度の決定
       ・非常用電線や回線等の二重化対策を検討

    今回はここで終わります。
    次回は、「BCP事前対策の検討内容-2」を取り上げます。


    (雑感)この1週間ほど、“効率的でない組織ミッションで発生する課題というのはどうやって把握できる
      のか?”を考えていました。
      業務プロセスの見える化し業務機能課題を整理したのですが、さらにお客さまから“効率的な
      組織づくりをしたい。”の宿題をいただいたからです。
      現在把握している課題を解決するだけではどうも宿題の解決にはならないと思っています。
      “事業としての業務機能プロセスの整流化”、“整流化後の基本プロセスと例外プロセス”、
      “各プロセスに対するデータオーナーの問題”などが現在の解決すべき課題の切り口と思って
      いますが、その効率化できる証明をやってみたいと思っています。

      何か知恵があれば教えていただけませんか?
      こちらから⇒ inouemas@axel.ocn.ne.jp

     今度、「ITコーディネータ試験対策コース」を神戸教室で初めて開催します。
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       こちらです⇒ http://www.ism-research.com/mail-mag/mail-mag/
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       こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course/course-14.html
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       経営戦略の考え方と経営戦略メソドロジーを全網羅的に理解する入門知識コースです。
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     (9)「これからのIT内部統制の実践知識修得コース」を実施しています。
       内部統制の実施フェーズでの実践テキストとして、経済産業省のIT統制ガイドライン、金融庁ガイド
       ラインを自在に活用した実践的IT統制の活動ができることを目的にしております。
       こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course/course-6.html
     (10) 「プレゼンテーション技術養成コース」を開催します。
       米国議会でプレゼンテーションのパターンを作ったDr.ボブ・ボイランの「ストーリー・ボード」を用いて、
       お客様の立場に立って、お互いがWin-Winを革新できる効果的なプレゼンテーションの技術を実戦
       形式で修得します。
       こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course/course-11.html
     (11)「ITコーディネータ協会認定コース」をオープンコースとして東京、神戸教室で実施します。
       教室案内はこちらです⇒ http://www.ism-research.com/company/educ-room/ism-1.html

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           URL:http://www.ISM-Research.com/
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