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  • 第295回 「IT化要求定義ステップ-ギャップ分析」

    ~ITコンサルタント養成講座~

    皆さん、おはようございます! 当メルマガを担当しています井上正和です。

    266回からは、「業務プロセスの見える化環境」を取り上げます。
    皆さんもご覧になったかもしれませんが、2008年12月の日経コンピュータにはこんなデータが掲載されていました。
    プロジェクトのマネジメント要件はQ(Quality)、C(Cost)、D(Delivery)と言われていますが、このすべての要件を遵守できたプロジェクトは3.8%、納期順守率だけを見ますと19.06%。この調査対象ITプロジェクトは5億円以上のれっきとした大型プロジェクト、エンタープライズシステムでした。
    その原因は“要件定義の品質の悪さ” 。つまり、設計の見える化が出来ていないことにあります。
    このメルマガでは、エンタープライズシステム構築における“見える化設計”を念頭に置いて経験を踏まえて話してみようと思います。皆様とのメルマガ討論もできればと思います。

    今日は「見える化設計」メルマガの第26回です。 「IT化要求定義設計ステップ」を取り上げます。

    CIOが情報システム設計に係るミッション分野は経営ビジョンからスタートし、情報システムに向けて
    設計方針を策定するまでが含まれます。
    「IT化要求定義設計とは、「ビジネス要求定義設計」の成果物であるビジネスプロセス目標をIT化
    目標に置き換えるステップです。 経営戦略に沿ったビジネスプロセス目標は、あるべき業務プロセスを設計する指針になります。
    この指針に基づいてIT化業務の改革方針(IT化目標)を決めていくのですが、どうすればより適切なIT化目標を設定できるのでしょうか。 私は、そのときに重要な用件は、“業務機能の粒度”と思っています。粒度とは業務機能の塊のレベルです。
    IT化された業務も含んだ現行業務機能の粒度と対比できて初めてギャップ分析ができるわけです。

    つまり、現行業務プロセスと機能が適切な粒度で定義する“業務プロセスの見える化”が前提となってきます。
    あるべき業務プロセスは業務プロセス目標に沿って業務プロセスとその機能が仮説定義されます。 この分析における業務機能の粒度を見える化された現行業務の業務機能粒度に対比させて、ギャップ分析します。
    そうすることで、
    ◆業務目標に沿ってIT化すべき業務機能箇所が明確になります。
    ◆現行業務と対比することで、仮説定義したあるべき業務プロセスの分析漏れや定義ミスを発見することが
      できます。
    ◆現行の業務機能は踏襲されることを保障した上で、経営戦略に基づいた業務プロセスの変更や業務機能の  
      追加ができ、より実現可能なあるべきプロセスが定義できます。

    IT化目標の設定は、あるべき業務プロセスが基点になりますが、この業務プロセスを有効に遂行するためには、そのためのIT環境要件が必要になります。

    今回はここで終わります。
    次回は「IT化要求定義-IT化目標要件」をテーマにしようと思います。


    (雑感)先週、政府のCIO補佐官の方と話していましたら、米国では「SaaSコーディネータ」という
     資格が出来るようです。今、検索サイトでみるとSaaS Specialistというのは数多く出てきます。
     Webを介して適用するアプリケーションやITインフラをコーディネートする人のようです。
     そういったサービスをする企業が出始めているようですが、日本にはまだありません。
     中小企業を考えると必須のサービスですので、日本もそのような資格が出来るかもしれませんね。


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    (11) 「プレゼンテーション技術養成コース」を開催します。
    米国議会でプレゼンテーションのパターンを作ったDr.ボブ・ボイランの「ストーリー・ ボード」を用いて、お客様の立場に立って、お互いがWin-Winを革新できる効果的な
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            (有) 情報戦略モデル研究所(ISM研)
          ITコーディネータ協会認定 研修実施機関
                        代表 井上 正和
             e-Mail:inouemas@axel.ocn.ne.jp
           URL:http://www.ISM-Research.com/
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