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  • 第292回 「プロセスモデル階層化の目的」

    ~ITコンサルタント養成講座~


    皆さん、おはようございます! 当メルマガを担当しています井上正和です。

    266回からは、「業務プロセスの見える化環境」を取り上げます。 皆さんもご覧になったかもしれませんが、2008年12月の日経コンピュータにはこんなデータが掲載されていました。

    プロジェクトのマネジメント要件はQ(Quality)、C(Cost)、D(Delivery)と言われていますが、このすべての要件を遵守できたプロジェクトは3.8%、納期順守率だけを見ますと19.06%。この調査対象ITプロジェクトは5億円以上のれっきとした大型プロジェクト、エンタープライズシステムでした。
    その原因は“要件定義の品質の悪さ” 。つまり、設計の見える化が出来ていないことにあります。
    このメルマガでは、エンタープライズシステム構築における“見える化設計”を念頭に置いて経験を踏まえて話してみようと思います。皆様とのメルマガ討論もできればと思います。

    今日は「見える化設計」メルマガの第23回です。 「プロセスモデル階層化の目的」を取り上げます。

    業務プロセスの見える化は何のためにやるのでしょうか?
    見える化設計のために業務プロセス、業務機能、そして組織機能を見える化していくことになりますが、これらの作業までが最終目的ではないと思います。
    見える化設計の基本的な考え方は、経営戦略に対応して業務プロセスが追従できることにあると思います。
    経営戦略は通常毎年策定されていきます。そのつど最適な業務プロセスがビジネスモデル
    (儲かる仕組み)に沿って変更され追従できるものでなければなりません。
    そのためには、経営戦略が新たに策定されたときに、経営機能ごとに構築されている業務プロセスのそれぞれの業務機能が特定できることが必要になります。
    つまり、“業務プロセスのどの業務機能を変更、追加、削除しなければならないか”が特定できることです。そうすることで、戦略に沿って迅速な経営活動ができることになります。

    業務プロセスの見える化は戦略に対応できる業務機能のレベルまで定義することなのです。
    さらに、現在の企業の主要業務プロセスはIT化されています。そうしますと、この見える化された業務機能に対応して情報システム機能が構築されていることが必要になります。
    業務機能とのカップリング定義(業務機能とシステム機能の一致)です。業務機能のプロセス定義要素(267回で記述)記述があり、その機能が情報システム機能と対応することで、システム変更にかかる負荷を最小化し、迅速な業務プロセス対応が可能となってきます。
    スパゲッティシステムというのは、このような見える化の設計構造を作成していないことから生じてくると思います。
    今回はここで終わります。
    次回は「データオーナーと組織ミッション設計」をテーマにしようと思います。


    (雑感)先週、上場企業である中堅の子会社企業様にお伺いしました。テーマはJ-SOXです。
    “今頃、J-SOXですか?”と聞こえてきそうな気がします。しかし、実情は大企業の子会社では、
    “親会社で作成したJ-SOXの2時間ほどのビデオは見ましたが、内部統制の資料は親会社
    から送られて来た資料に基づいて作成していますが、本当にこのリスク対応が妥当なものか
    さっぱりわかりません。会計士からは言われぱなしです。反論もできずに言われた通りに作業
    せざるを得ません。無駄な時間に思えて仕方ありません。基本的なところから勉強したい。”
    すこし驚きましたが、これが実情であろうと思います。時間の関係もありましたが、大企業は
    米国SOXに順じた大がかりで詳細3点セットを作りました。今から、J-SOX対応の金融庁と
    経産ガイドに沿った正常な内部統制が始まるのかも知れません。


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      内部統制の実施フェーズでの実践テキストとして、経済産業省のIT統制ガイドライン、 金融庁ガイドライン  
      を自在に活用した実践的IT統制の活動ができることを目的にしております。
      こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course/course-6.html
    (11) 「プレゼンテーション技術養成コース」を開催します。
      米国議会でプレゼンテーションのパターンを作ったDr.ボブ・ボイランの「ストーリー・ ボード」を用いて、
      お客様の立場に立って、お互いがWin-Winを革新できる効果的なプレゼンテーションの技術を実戦形式で  
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      こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course/course-11.html
    (12)「ITコーディネータ協会認定コース」をオープンコースとして東京、神戸教室で実施します。
      教室案内はこちらです⇒ http://www.ism-research.com/company/educ-room/ism-1.html

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             (有) 情報戦略モデル研究所(ISM研)
            ITコーディネータ協会認定 研修実施機関
                         代表 井上 正和
               e-Mail:inouemas@axel.ocn.ne.jp
             URL:http://www.ISM-Research.com/
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