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  • 第304回 「情報共有システムの定義要件」

    ~ITコンサルタント養成講座~

    皆さん、おはようございます! 当メルマガを担当しています井上正和です。

    266回からは、「業務プロセスの見える化環境」を取り上げます。 皆さんもご覧になったかもしれませんが、2008年12月の日経コンピュータにはこんなデータが掲載されていました。

     プロジェクトのマネジメント要件はQ(Quality)、C(Cost)、D(Delivery)と言われていますが、
    このすべての要件を遵守できたプロジェクトは3.8%、納期順守率だけを見ますと19.06%。
    この調査対象ITプロジェクトは5億円以上のれっきとした大型プロジェクト、エンタープライズシステムでした。
    その原因は“要件定義の品質の悪さ” 。つまり、設計の見える化が出来ていないことにあります。
    このメルマガでは、エンタープライズシステム構築における“見える化設計”を念頭に置いて経験を
    踏まえて話してみようと思います。皆様とのメルマガ討論もできればと思います。

     今日は「見える化設計」メルマガの第32回です。「情報共有システムの定義要件」を取り上げます。
     
    情報共有システムはジェネリックモデルの情報モデルでいえば、「知識情報モデル」の設計に関係する
    テーマです。
    カイゼンで代表される情報登録と情報活用がこの情報モデルの特徴です。
    情報共有システムの背景としてその管理形態の推移からみていきましょう。
    現在、情報共有という言葉は一般的になっていますが、その形態は世代にわたる推移があります。

    その世代の推移とは、
    第1世代の「情報共有基盤の導入時代」、第2世代の「情報共有時代」、第3世代の「情報マネジメント時代」
    の3段階が現在までの推移です。それぞれの世代の推移を見ていきましょう。

    ◆第1世代の「情報共有基盤の導入時代」:
      共有情報が少ない時代です。目的は直接に必要な情報を正確に伝達することと、生情報の迅速な伝達
      でした。情報の管理はそれほど重要ではなく、情報提供と活用による業務効率が図れた時代です。
      私も電子メールや会社伝達の情報共有で驚いた頃がありました。

    ◆第2世代の「情報共有時代」:
      情報共有の情報量が増えてきて、その活用が業務処理に非常に効果的な影響を及ぼし「情報共有」と
      いう言葉が定着した時代でした。社内規定や営業提案、課題情報の共有でヘルプデスクや営業活動に
      好影響を与えました。 しかし、さらに共有情報が増えてくると、その情報活用度が低下を始めました。

    ◆第3世代の「情報マネジメント時代」:
      共有情報が多すぎて、的確な情報が見つからない「情報洪水」の状況が出てきた時代です。
      情報を個人がコントロールできなくなってしまったのです。メールのCCが多くて、メールを見ていない。
      などもその現象です。情報のコントロールが必要になりました。そうしないと情報が“ゴミ”になってしまう
      のです。
      “どんなマネジメントが必要なのか?” そのことを知るためには情報共有データの特徴を知ることが必要
      です。

    今回はここで終わります。
    次回は「情報共有システム-データの特徴」をテーマにしようと思います。


    (雑感)横浜では、今年の桜は遅咲きです。桜の季節はいろんなところを見て歩くのですが、神奈川では
      恩田川(横浜線 成瀬駅近く)の桜が圧倒的に一番でした。私のPCの壁紙になっています。
      今月末は高尾山の桜を見に行こうと思っています。 春は桜を含めて、すべての息吹を見ていると元気を
      くれる季節と実感できます。
       「日本でいちばん大切にしたい会社」の社長さん方のように、困っている誰かを幸せにできる何かが出来る
      人間でありたいですね。春からまたスタートです!!


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      エンタープライズシステムの構築に必要とされる経営戦略をIT化の要件定義、 外部設計へ展開する
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    (10)「これからのIT内部統制の実践知識修得コース」を実施しています。
      内部統制の実施フェーズでの実践テキストとして、経済産業省のIT統制ガイドライン、 金融庁ガイドライン 
      を自在に活用した実践的IT統制の活動ができることを目的にしております。
      こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course/course-6.html

    (11) 「プレゼンテーション技術養成コース」を開催します。
      米国議会でプレゼンテーションのパターンを作ったDr.ボブ・ボイランの「ストーリー・ ボード」を用いて、
      お客様の立場に立って、お互いがWin-Winを革新できる効果的なプレゼンテーションの技術を実戦形式
      で修得します。
      こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course/course-11.html

    (12)「ITコーディネータ協会認定コース」をオープンコースとして東京、神戸教室で実施します。
    教室案内はこちらです⇒ http://www.ism-research.com/company/educ-room/ism-1.html

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            (有) 情報戦略モデル研究所(ISM研)
           ITコーディネータ協会認定 研修実施機関
                         代表 井上 正和
              e-Mail:inouemas@axel.ocn.ne.jp
            URL:http://www.ISM-Research.com/
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