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  • 第305回 「情報共有システム-データの特徴」

    ~ITコンサルタント養成講座~

    皆さん、おはようございます! 当メルマガを担当しています井上正和です。

    266回からは、「業務プロセスの見える化環境」を取り上げます。
    皆さんもご覧になったかもしれませんが、2008年12月の日経コンピュータには
    こんなデータが掲載されていました。

    プロジェクトのマネジメント要件はQ(Quality)、C(Cost)、D(Delivery)と言われていますが、
    このすべての要件を遵守できたプロジェクトは3.8%、納期順守率だけを見ますと19.06%。
    この調査対象ITプロジェクトは5億円以上のれっきとした大型プロジェクト、
    エンタープライズシステムでした。
    その原因は“要件定義の品質の悪さ” 。つまり、設計の見える化が出来ていないことにあります。
    このメルマガでは、エンタープライズシステム構築における“見える化設計”を念頭に置いて
    経験を踏まえて話してみようと思います。皆様とのメルマガ討論もできればと思います。

    今日は「見える化設計」メルマガの第33回です。「情報共有システム-データの特徴」を取り上げます。
    情報共有システムはジェネリックモデルの情報モデルでいえば、
    「知識情報モデル」の設計に関係するテーマです。

    “情報共有をすれば社員の意識が変わる。”と思って情報共有を進めていったら情報洪水に
    なってしまった。情報共有するデータに何を考慮すべきなのかが今日のテーマです。
    データの特徴を捉えてみますと、「ストック型/フロー型」と「プッシュ型/プル型」で捉えられます。

    その特徴を見てみましょう。
    ◆ストック型/フロー型:長期保存し参照情報とする蓄積型のストック情報と一時的/短期間情報
      として発信されるフロー情報があります。混同して、廃棄基準を定めないと情報のゴミ箱となる性格を
      有していますし、検索や絞り込みが容易でないと有効活用が出来ない状態が出てきます。
      ストック情報はある程度長期間保存し、再利用する可能性が高い情報、つまりマニュアルや
      手順書、テンプレート、商品説明資料などがあります。
      フロー情報には、有効期限が短くすぐ価値がなくなってしまう情報、お知らせや連絡などが該当します。
      もうひとつのデータ特徴、

    ◆プッシュ型/プル型:業務としてのビジネス情報などは目的の人に向けて発信するプッシュ型情報提供が
        とられますが、定常業務で活用するストック型情報は利用者が自主的に検索するプル型で活用される
        ことが多い。個人や部門のアイデア(またはカイゼン)の「公開の場のしくみ」がないと有益な情報が
        埋もれてしまいますし、なんでもメール等でCCのプッシュ配信をすると情報洪水を招くことになります。
        いずれにしても、このデータの特徴である「ストック型/フロー型」の混同、「プッシュ型/プル型」の混同を
     すれば情報共有が意味をなさないことがおわかりでしょう。

     社員の自主管理すべき自主型情報があり、企業として情報の体系化し管理することが必要になります。
     “情報共有を有効にするデザインとは?”、次回のテーマにしましょう。
     今回はここで終わります。
     次回は「情報共有の有効化デザイン」をテーマにしようと思います。

    【穀雨】 二十四節気の「穀雨」今年は4月20日だそうです。
     「穀雨」とは、「雨が降って百穀を潤す」という意味からきている言葉で、
     この時期はやわらかい春雨が降る日が多くなります。(季節の歳時記)

    (雑感)当職は現在マンションにいて長期修繕委員会に委員長をしてます。
     誰も引き受け手が無いので立候補してやっています。やっていると面白い話に出くわします。
     平成7年の阪神・淡路大震災で10階建てのビルやマンションがかなり倒壊していたのは
     何故かわかりますか? 「0.2g(重力加速度)」や「0.1M秒」という言葉がわかりますか?
     昭和56年6月に改正された建築基準法からの言葉です。「0.2g」というのは建物の横方向からの力が
     縦方向のgの20%に耐えるものでなければならない。「0.1M秒」とは、Mは建物の階数です。
     10階建てということは、1秒の振動周期をその建物が持っている(保有振動数という)ということです。
    10階建てが多く倒壊したのは、自身の周期と一致して共振を起こしたことが原因らしいです。

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       要求定義の分野を対象とした知識研修です。EA設計手順 を基礎に主要メソドロジーを活用したより
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       お客様との商談、戦略会議等において、的確・迅速にその成功シナリオを全員合意 のもとに創り上げ
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       こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course/course-13.html
    (9)「経営戦略立案-基礎知識修得コース」を開催します。
       経営戦略の考え方と経営戦略メソドロジーを全網羅的に理解する入門知識コースです。
       Hands-ONコースの前提コースにもなっています。
       こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course/course-4.html
    (10)「これからのIT内部統制の実践知識修得コース」を実施しています。
       内部統制の実施フェーズでの実践テキストとして、経済産業省のIT統制ガイドライン、 金融庁ガイド
       ラインを自在に活用した実践的IT統制の活動ができることを目的にしております。
       こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course/course-6.html
    (11) 「プレゼンテーション技術養成コース」を開催します。
       米国議会でプレゼンテーションのパターンを作ったDr.ボブ・ボイランの「ストーリー・ ボード」を用いて、
       お客様の立場に立って、お互いがWin-Winを革新できる効果的な
       プレゼンテーションの技術を実戦形式で修得します。
       こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course/course-11.html
    (12)「ITコーディネータ協会認定コース」をオープンコースとして東京、神戸教室で実施します。
       教室案内はこちらです⇒ http://www.ism-research.com/company/educ-room/ism-1.html

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    (有) 情報戦略モデル研究所(ISM研)
    ITコーディネータ協会認定 研修実施機関
    代表 井上 正和
    e-Mail:inouemas@axel.ocn.ne.jp
    URL:http://www.ISM-Research.com/
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