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  • 第308回 「情報共有の有効化デザイン-情報の使いやすさ」

    ~ITコンサルタント養成講座~

    皆さん、おはようございます! 当メルマガを担当しています井上正和です。

    266回からは、「業務プロセスの見える化環境」を取り上げます。
    皆さんもご覧になったかもしれませんが、2008年12月の日経コンピュータには
    こんなデータが掲載されていました。

    プロジェクトのマネジメント要件はQ(Quality)、C(Cost)、D(Delivery)と言われていますが、
    このすべての要件を遵守できたプロジェクトは3.8%、納期順守率だけを見ますと19.06%。
    この調査対象ITプロジェクトは5億円以上のれっきとした大型プロジェクト、エンタープライズシステムでした。

    その原因は“要件定義の品質の悪さ” 。つまり、設計の見える化が出来ていないことにあります。
    このメルマガでは、エンタープライズシステム構築における“見える化設計”を念頭に置いて
    経験を踏まえて話してみようと思います。皆様とのメルマガ討論もできればと思います。

    今日は「見える化設計」メルマガの第36回です。
    「情報共有の有効化デザイン-情報の使いやすさ」を取り上げます。
    今日は情報共有の情報の使いやすさの上げ方を考えてみることにします。

    情報は作成する人ないと情報の発信できませんが、情報の受け手である利用者を重視した設計を
    組み込まないと、情報活用が進まず意味のないものになってしまいます。

    情報の利用者にとっての要件を考えてみましょう。
    ◆情報の利用者(受け手)が目的の検索が容易にできる情報マーケットの整備 基幹業務や
     その業務プロセスの遂行に必要な対象業務の機能別検索がスムーズにできることが必要です。
     その業務別に目的とする提案書、導入事例、問題判別情報等への構造が明確であり、絞り込みが
     容易なことは第1条件です。

    ◆情報マーケットを束ねる情報ポータル(情報玄関)の整備 情報マーケットへの受け手指向の
     品揃えは前提としてありますが、営業活動の基本となる顧客別(市場別)、事業別等の全体の
     枠組みのメニュー整備が必要です。また、キーワードによるサーチエンジンの整備はストックデータ
     が増加したときの対処として必要になります。

    ◆情報のメタデータ管理の整備
      (1)情報の属性情報のラベル化
      情報の基本構成が出来上がっても、情報の属性による検索ができることなどの要望が出てきます。
      たとえば、商品、サービスの種類、価格帯などの等分類、業務プロセスの販売、製造、保守など
      にある業務処理時の問題や留意点、といった種類の属性です。
      ラベルによる属性分類が可能な機能を追加しておくことです。Google Mailをお使いの方はお分かり
      でしょうが、メールに対する複数のラべリング機能がありますので、重要メールや顧客単位の仕分けなど
      容易に管理できます。

     (2)インデックス構造による多重検索機能が適切
      多次元インデックス構造を有するDB構造であることです。たとえば、ヘルプデスクサービスでは、
      「顧客」、「商品」、「対象業務システム」、「トラブル現象」、「トラブル原因」などによるインデックスによる
      検索が問題解決を迅速にするには必要となります。
      情報共有システムでは、情報の作り手と情報の利用者の両方に向けた使いたすさが求められます。

    今回はここで終わります。
    次回は「情報共有の有効化デザイン-情報マネジメント」をテーマにしようと思います。

    (雑感)ご覧になった方も多いと思いますが、
     先日、日経新聞にパナソニックが「クラウドコンピューティングを向上の生産管理に導入」という記事が
     出ていました。まず、今秋から子会社のファクトリーソリューションズが国内外の5工場で米オラクルの
     クラウドを使い始め、マナソニック本体にも順次導入という記事です。
     今までのSaaS活用としては、経産省のエコポイントや損保ジャパンのCRM的な分野への適用が
     ほとんどでした。今度は基幹システムです。
     先週、クラウド コンピューティングEXPOへ出かけてみました。盛況です。
     クラウド活用の潮目が変わり始めたような気がしてきました。

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       こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course/course-6.html
    (11) 「プレゼンテーション技術養成コース」を開催します。
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       お客様の立場に立って、お互いがWin-Winを革新できる効果的な
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       こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course/course-11.html
    (12)「ITコーディネータ協会認定コース」をオープンコースとして東京、神戸教室で実施します。
       教室案内はこちらです⇒ http://www.ism-research.com/company/educ-room/ism-1.html

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             (有) 情報戦略モデル研究所(ISM研)
            ITコーディネータ協会認定 研修実施機関
                          代表 井上 正和
               e-Mail:inouemas@axel.ocn.ne.jp
             URL:http://www.ISM-Research.com/
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