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  • 第309回 「情報共有の有効化デザイン-情報マネジメント」

    ~ITコンサルタント養成講座~

    皆さん、おはようございます! 当メルマガを担当しています井上正和です。

    266回からは、「業務プロセスの見える化環境」を取り上げます。
    皆さんもご覧になったかもしれませんが、2008年12月の日経コンピュータには
    こんなデータが掲載されていました。

    プロジェクトのマネジメント要件はQ(Quality)、C(Cost)、D(Delivery)と言われていますが、
    このすべての要件を遵守できたプロジェクトは3.8%、納期順守率だけを見ますと19.06%。
    この調査対象ITプロジェクトは5億円以上のれっきとした大型プロジェクト、エンタープライズシステムでした。

    その原因は“要件定義の品質の悪さ” 。つまり、設計の見える化が出来ていないことにあります。
    このメルマガでは、エンタープライズシステム構築における“見える化設計”を念頭に置いて
    経験を踏まえて話してみようと思います。皆様とのメルマガ討論もできればと思います。

    今日は「見える化設計」メルマガの第37回です。
    「情報共有の有効化デザイン-情報マネジメント」を取り上げます。

    情報共有の課題は、情報の提供が「情報洪水」と「情報のゴミ箱」を生じることです。
    このような状態になると情報が、業務遂行に問題を与えてしまうようになります。
    この状態をいかに回避するかの管理が情報マネジメントです。
    情報の管理は情報のライフサイクルを追って考えれば、容易です。
    情報のライフサイクルとは、情報の「生成」、「収集・選択」、「配信」、「蓄積」、「廃棄」の5ステップになります。

    この5つのステップの管理基準を設けることが必要になります。
    管理基準を設けるには、“情報価値の見える化”が必要です。
    たとえば、情報の価値には「有用度・活用度」、「情報の鮮度」、「情報コスト」などがあります。

    ◆情報の有用度・活用度とは、情報の活用度、閲覧度を管理することです。情報へのヒット率です。
     有用な情報は多くの人が参照しますので、その情報を表示し、一定期間で保存するか否かを判断する
     ことです。ストック情報に対する管理として必要です。

    ◆情報の鮮度とは、ストック情報よりもフロー情報に顕著ですが、お知らせやメール等による連絡などは
     賞味期限を決めて廃棄する管理が必要です。
     Google Mailはパブリッククラウドとして有名ですが、廃棄メールは期限を切って自動削除しています。
     皆さんも、“有益かな?”と思って保存したメールや情報が全く利用価値がなくなっていることが
     ありませんか?その情報の管理です。

    ◆情報コストとは、プッシュ型のメール等に特に言えることですが、“CC”を多発していませんか?
     この情報が参加者の負荷を増大させます。
     たとえば、1000人の社員の会社を考えてみましょう。CCメールを1分読んだとすれば、
     1000分(16時間)。CCメールを1日に何通受け取るかです。20通とすると320人時のコストがかかり
     ます。“本当にそのCCが必要か”の管理が必要です。ある大手の銀行では、CCの発信時にメッセージ
     を出すようです。“メッセージ1分XXX円です。本当にCCが必要ですか?”

    今回はここで終わります。
    次回は「情報共有の有効化デザイン-情報マネジメント2」をテーマにしようと思います。

    (雑感)IMDでの「IMD WORLD COMPETITIVENESS YEARBOOK 2010」が発表されました。
     日本の国際競争力ランクが17位から27位へ落ちました。IMDでは58カ国の評価をしています。
     台湾(8位)、中国(18位)、韓国(23位)です。トップは米国に代わってシンガポールですが、
     シンガポール、香港、米国は99点以上で僅差のトップグループ。
     日本の前後をみると、タイ(26位)、チリ(28位)、チェコ(29位)等です。今まで2流国いわれ
     ていた国々です。日本はそれでもGDP世界第3位(去年中国に抜かれました)です。
     低下した要因は、公的債務比率(世界最悪)、法人税(世界最悪)、少子高齢化による労働力減
     少と社会基盤の低下などです。このままでは、国際企業は日本を拠点に選ばなくなりそうです。
     普天間問題だけでない政治の停滞、何か焦りますね。日本人の底力はこんなものではないはず
     ですが。

    【新着情報】
    ★「IT経営への知識コース」シリーズを発表します。この分野に初めての方にも対応してます。
    http://www.ism-research.com/course/it.html
    ★「経営戦略シリーズ」テキスト本を発売します。戦略の基礎知識と戦略手法の入門解説です。
    http://www.ism-research.com/book/book-menu.html

    【お客様企業内研修の価格体系と実施要領です】
     お客様の企業内で弊社研修コースを実施するための要領を整理しました。
     こちらです。⇒ http://www.ism-research.com/course/post-20.html#search_word=

    【弊社サイトのコンテンツご紹介】
    (1)「経営戦略」、「IT戦略」の基礎知識等の今までの全てのメルマガバックナンバーを
       閲覧できるようにしました。
       こちらです⇒ http://www.ism-research.com/mail-mag/mail-mag/
    (2)「IT経営研修コース」の全体コース体系図をご参照ください。
       こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course/course-chart.html
    (3) ITコーディネータガイドラインV1.1対応の「ITコーディネータ試験想定問題集」と
       「ITコーディネータ試験対策コース」を開発・実施しています。
       問題集はこちらです ⇒ http://ism-researh.heteml.jp/book/itc-book/
       研修コースはこちらです⇒ http://www.ism-research.com/course/course-9.html
    (4)「業務プロセスの見える化設計コース」を開催します。
       エンタープライズシステム設計や内部統制、ISMSといった経営リスク対策の最初の
       ステップである業務プロセスの見える化の概念とその手法を演習を踏まえて平易に
       習得できます。
       こちらです ⇒ http://www.ism-research.com/course/course-14.html
       OJT指導は⇒ http://www.ism-research.com/consult/ojt.html
    (5)「エンタープライズシステム構築の基礎知識修得コース」を開催します。
       エンタープライズシステムの構築に必要とされる経営戦略をIT化の要件定義、 外部設計へ展開する
       要求定義の分野を対象とした知識研修です。EA設計手順 を基礎に主要メソドロジーを活用したより
       実践的なコースに作り上げました。
       こちらです ⇒ http://www.ism-research.com/course/post-19.html
       OJT指導は⇒ http://www.ism-research.com/consult/ojt-1.html
    (6) 「セッションファシリテータ養成コース」を開催します。
       お客様との商談、戦略会議等において、的確・迅速にその成功シナリオを全員合意 のもとに創り上げ
       ていくセッション技術修得です。提案型アプローチの必要な方のコースです。
       こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course/course-12.html
    (7) 「カスタマー・プランニング・セッション コンサルティング」を開発・販売しました。
       セッションファシリ テータ技術を活用し、お客様の戦略課題をコンサルティングします。
       こちらです⇒ http://www.ism-research.com/consult/consul-3.html
    (8)「ITコンサル営業養成コース」を提供開始です。
       エンタープライズシステム提案のために、IT経営に係る知識とその手順を演習も加え 修得するコース
       です。SWOT分析、BSC分析、COBIT分析手法を連携し活用する 知識コースです。
       こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course/course-13.html
    (9)「経営戦略立案-基礎知識修得コース」を開催します。
       経営戦略の考え方と経営戦略メソドロジーを全網羅的に理解する入門知識コースです。
       Hands-ONコースの前提コースにもなっています。
       こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course/course-4.html
    (10)「これからのIT内部統制の実践知識修得コース」を実施しています。
       内部統制の実施フェーズでの実践テキストとして、経済産業省のIT統制ガイドライン、 金融庁ガイド
       ラインを自在に活用した実践的IT統制の活動ができることを目的にしております。
       こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course/course-6.html
    (11) 「プレゼンテーション技術養成コース」を開催します。
       米国議会でプレゼンテーションのパターンを作ったDr.ボブ・ボイランの「ストーリー・ ボード」を用いて、
       お客様の立場に立って、お互いがWin-Winを革新できる効果的な
       プレゼンテーションの技術を実戦形式で修得します。
       こちらです⇒ http://www.ism-research.com/course/course-11.html
    (12)「ITコーディネータ協会認定コース」をオープンコースとして東京、神戸教室で実施します。
       教室案内はこちらです⇒ http://www.ism-research.com/company/educ-room/ism-1.html

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       こちらです⇒ http://www.mag2.com/m/0000118350.html


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             (有) 情報戦略モデル研究所(ISM研)
            ITコーディネータ協会認定 研修実施機関
                          代表 井上 正和
               e-Mail:inouemas@axel.ocn.ne.jp
             URL:http://www.ISM-Research.com/
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