~ITコンサルタント養成講座~
あけましておめでとうございます。今年もご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。
当メルマガを担当しています井上正和です。
今日は少し話題を変えてみます。
最近、IFRS(国際財務報告基準)が騒がれていますので、たまにこのテーマを話題に入れていこうと思います。現在は、イギリス、米国ともイファースと読むようです。従来の国際会計基準を包括する基準として国際会計基準審議会(IASB)によって設定された会計基準です。
米国は2014年適用を宣言、日本は2012年に強制適用するかを判断するとなっています。金融庁では2015年か2016年に強制適用と言っています。
IFRSの目的は、企業財務の国際比較を容易にするために会計基準を国際的に標準化することであり、その影響はJ-SOXを大きく上回ることが予想されています。
IFRSは従来のP/L(損益計算書)主体ではなく、財政状態計算書(従来のB/S)をベースに実態に即した原則主義に依存しています。決算期末と期初の純資産の差額を損益とする「資産負債アプローチ」 がベースになっています。ERP業界と公認会計士を中心とした会計関係者は騒ぎ始めました。
今日は「IFRS」メルマガの第3回です。 「IFRS-持ち合い株の評価損計上」を取り上げます。
日経新聞の記事からIFRSによる会計基準の重要変更ポイントが出ていましたのでご紹介します。
ご存知の方もあると思いますが、念のために!
持ち合い株とは、子会社や関連会社の株式を長期間(1年以上)保有する株式です。M&Aや相互事業支援を踏まえて売買目的ではなく、お互いに長期所有する株式です。日本では、売買目的での保有株式と持ち合い株は区別して会計処理しています。
持ち合い株はその値上がり値下がり幅が前期日50%声でない限り利益や損失として損益計算書(P/L)に計上する必要はありません。
IFRSでは、決算期ごとに時価で評価します。そのため売買目的で所有している株式と取り扱いは同じになります。 この会計原則ですと、敵対的買収から身を守るために株式を持ち合うことは難しくなります。
個人投資家や機関投資家に安定株主になってもらう努力が求められるようになります。
“可能でしょうか?”ちょっと疑問です。 このこと以上に、重要なことは、本業と係わりのない株式投機要因等で業績がぶれることになります。株式公開はグローバルですので、この影響に為替レートが絡んできます。
期末にならないと損益予想はほとんどできないことになります。
利益は今までの本業の損益を表す[純利益]と為替変動等も考慮した「包括利益」の両方の表示となりますが、基本は「包括利益」です。毎年の決算でこの損益が反映されるということは、本業だけ頑張っていれば良いということにはなりませんね。
ただ、欧米はこの方式で実施されています。いずれにしても日本企業の経営者にとっては、とんでもない変化になりそうです。
今週はこれで終わります。
来週のテーマもIFRSから「年金資産の積立不足の処理」にしようと思います。
(雑感)正月は如何お過ごしでしたか。
当方はいつも同じです。元日は親戚が母の家に集まり飲み会と楽しい議論をやります。
2日、3日は“箱根駅伝”です。今年は保土ヶ谷の駅に近くで応援しました。
花の2区ですので、日大のダニエル君、東海大の村沢君のようなエース級がでましたが、
明大の北条君も爽やかで速い走りでした。すべての選手が鍛え抜かれた若きカモシカです。
いつも大声で全員の名前と“ガンバレ”を言って応援しています。
ただ、来年は5区で2年連続区間新記録を出した東洋大柏原君の雄姿に応援を送りたい
と思っています。
“箱根駅伝”はいつも私に元気のお年玉をくれます。
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