~ITコンサルタント養成講座~
皆さん、おはようございます! 当メルマガを担当しています井上正和です。
今日は少し話題を変えてみます。
最近、IFRS(国際財務報告基準)が騒がれていますので、たまにこのテーマを話題に入れていこうと思い
ます。
現在は、イギリス、米国ともイファースと読むようです。従来の国際会計基準を包括する基準として
国際会計基準審議会(IASB)によって設定された会計基準です。
米国は2014年適用を宣言。日本は2012年に強制適用するかを判断するとなっていますし、
金融庁では2015年か2016年に強制適用と言っています。
IFRSの目的は、企業財務の国際比較を容易にするために会計基準を国際的に標準化することであり、
その影響はJ-SOXを大きく上回ることが予想されています。
IFRSは従来のP/L(損益計算書)主体ではなく、財政状態計算書(従来のB/S)をベースに実態に即した
原則主義に依存しています。決算期末と期初の純資産の差額を損益とする「資産負債アプローチ」 が
ベースになっています。
ERP業界と公認会計士を中心とした会計関係者は騒ぎ始めました。
今日は「IFRS」メルマガの第5回です。 「IFRS-開発費の無形資産計上」を取り上げます。
日経新聞の記事からIFRSによる会計基準の重要変更ポイントが出ていましたのでご紹介します。
今日のテーマは研究開発費です。新製品や新サービス提供のための研究や製品化にかかる費用の
ことです。「研究費」は新しい知識の発見と基礎技術確立を目的とする経費です。
一方、「開発費」は研究成果を製品やサービスなどの形にする経費です。
従来はともに費用として損益計算書に計上されていました。
ところが、IFRSでは研究開発費を「研究費」と「開発費」に分けて計上するようになります。
「研究費」は従来通り費用に、「開発費」は「無形資産」に計上します。「無形資産」は新しい言葉ですが、
従来の「無形固定資産」と同様と考えて構いません。
「無形資産」とは、実態はないが、識別はできる非貨幣性の資産で、現行の無形固定資産に該当します。その範囲はコンピュータソフトウエア、特許、著作権、顧客名簿等まで広がります。その対象費用は、資材・サービスの購入費、人件費などが該当します。
製薬会社などでは、薬の効果や安全性を確かめるために多額の資金を投じて臨床実験をしています。この実験の中で、製品化のメドが付いた薬の臨床実験に係る費用は「開発費」となります。
「開発費」を無形資産に計上するには以下の6つの条件を満たすことと言っています。
・実用化できるだけの技術上の可能性がある
・実用化しようとする意図がある
・実用化する能力がある
・製品やサービスに対する一定規模の需要を見込んでいる
・営業体制や販売のノウハウがある
・実用化のための支出を合理的に把握して提示できる
以上の6点です。無形資産にするということはかなり実現性が高いことが条件になることが分かります。
貸借対照表に計上があり場合、近々新製品が発表されると考えて良いことになります。
「開発費の償却期間」も変わります。従来の無形固定資産では5年償却が一般的でした。
IFRSでは「販売期間を償却期間とする。」とあります。販売戦略が見えてきます。
今週はこれで終わります。
来週のテーマもIFRSから、「のれん代償却」にしようと思います。
(雑感)
【雨水】2月19日は雨水(うすい)。二十四節気の一つ。太陽黄経330度。
雪が雨に変わり、氷が融けて水になるという意味。太平洋側で雪が降りやすいのはこの頃。
全国的に気温の上昇が目立ち、春めく。(さっぽろお天気ネット)
先日、ある出版社の方と話していました。出版社の方が“本の売れ行きが悪い。売れるのは資格本だけ。
”ちょっと不景気な話でしたが、“電子ブックでいきましょうか。Kindleが発売されて流れが変わりそうです。”
ということ。帰ってKindleを調べてみると約3万円くらいで、アマゾンは書籍価格は2.99ドルから9.99ドルの
間で販売するということらしい。Kindleは辞書機能も持っていて不明箇所をクリックすると説明が出てくる
ようです。
紙の本はどんどん売れ行きが落ちそうです。
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(6) 「セッションファシリテータ養成コース」を開催します。
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おります。
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(12)「ITコーディネータ協会認定コース」をオープンコースとして東京、神戸教室で実施します。
教室案内はこちらです⇒ http://www.ism-research.com/company/educ-room/ism-1.html
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