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  • 第335回 「CMMIモデルの記述例示:固有プラクティス1」

    ~ITコンサルタント養成講座~

    第335回 「CMMIモデルの記述例示:固有プラクティス1」

    皆さん、おはようございます! 当メルマガを担当しています井上正和です。

    CMMI(Capability Maturity Model Integration)といっても、“それ何?”という方が多いかも
    しれません。「能力成熟度モデル統合」と訳され、ソフトウエア開発をおこなう組織がプロセスを
    より適切に管理できるようになることを目的として遵守するべき指針を体系化したものです。
    カーネギーメロン大学のソフトウエア工学研究所(SEI)が開発し、公表しています。

    ソフトウエア調達のバイブルと言われているのですが、試験が英語であり日本語化が遅れて
    いましたので、英語圏を中心に普及していました。一番資格の取得率の高い国はインドです。
    日本語版も2007年8月ようやくCMMI V1.2が公開されました。
    こちら⇒ http://www.sei.cmu.edu/cmmi/tools/translations/japanese.cfm
    難解な著書と言われていますが、どんな内容か、若干述べてみようと思います。

    今日は、「CMMIモデルの記述構成例示:固有プラクティス1」として固有プラクティス記述構成
    の前半を取り上げます。

    CMMIモデルの記述構成には、固有ゴールと共通ゴールがあることを申し上げました。
    固有ゴールというのは当該にプロセス領域のみで達成すべきゴールです。
    共通ゴールというのは当該プロセス領域に必要なゴールなのですが、
    他のプロセス領域でも必要とするゴールです。

    例として、「プロジェクト管理」区分の固有プロセス「プロジェクトの監視と制御」の
    記述構成を見てみましょう。固有プロセスの記述には共通の全体構成です。

    ◆「目的」:当該プロセス領域の達成目的を記述しています。導入説明の要約です。
    ◆「導入説明」:当該プロセス領域を実現するための手順を記述です。
    ◆「関連プロセス」:当該プロセスに関連する他のプロセス領域の関係を記述しています。

    参照記述がありますが、関連プロセスは4章で図解しているので、図解の方を参照するのが
    適切です。この辺りもちょっと読者には戸惑わせるところです。

    「目的」で導入の全体構造を見て、実現するための詳細手順を「導入説明」で確認し、
    「関連プロセス」で他のプロセス領域との関係づけを考慮するという手順で内容を把握します。
    固有プロセスでの「目的」記述は固有プラクティスの要約です。

    「プロジェクトの監視と制御」の例では、
     SG1 計画に照らしてプロジェクトを監視する
      SP1.1 プロジェクトメンバーを監視する
      SP1.2 コミットメントを監視する
      ・・・・・・・・
      SP1.7 マイルストーンレビューを実施する
     SG2 是正処置を経路まで監視する
      SP2.1 課題を分析する
      SP2.2 是正措置をとる
      SP2.3 是正処置を管理する

    プロセス領域を実現する手順を概観できます。

    今日はここで終了します。次回は「CMMIモデルの記述例示:固有プラクテス2」を取り上げます。


    【冬至】毎年12月22日頃に、一年で最も夜の長さが長くなる日があり、これを冬至と言います。
      昔は冬至の日は「死に一番近い日」と言われており、その厄〔やく〕を払うために体を温め、
      無病息災を祈っていました。この慣わしは現在も続いています。(いろは辞典)


    【雑感】先日、「安心社会のための生活者意識」というセミナーで、基調講演で話された
      唐木英明氏(東大名誉教授)の基調講演で面白い話がありました。
      以前、中国の餃子事件で中国食品は危険と大騒ぎした時期がありましたが、
      “本当に中国食品は危険ですか?”ということです。
      厚生省の安全基準の遵守率調査で見ますと、輸入品の違反率は中国食品は0.4%、
      米国は0.6%、ちなみに日本の食品は0.4%らしいです。
      農薬注入を食品問題に置き換えたマスコミの問題が大きいのではという話でした。
      その影響で、ある小学校のPTAでは給食の材料をすべて国産にという試みがあって、
      オリーブ油だけはイタリア産しかなくてどうするかの大議論があったそうです。
      材料の納入業者から見ると給食の材料調達が高級料亭並みになったという
      笑えない話があったそうです。
      “マスコミやメディアに振り回されずに正しい理解と認識を”というオチになりました。


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