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  • 第331回 「CMMIの歴史」

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    第331回 「CMMIの歴史」

    皆さん、おはようございます! 当メルマガを担当しています井上正和です。

    CMMI(Capability Maturity Model Integration)といっても、“それ何?”という方が多いかも
    しれません。「能力成熟度モデル統合」と訳され、ソフトウエア開発をおこなう組織がプロセスを
    より適切に管理できるようになることを目的として遵守するべき指針を体系化したものです。
    カーネギーメロン大学のソフトウエア工学研究所(SEI)が開発し、公表しています。

    ソフトウエア調達のバイブルと言われているのですが、試験が英語であり日本語化が遅れて
    いましたので、英語圏を中心に普及していました。一番資格の取得率の高い国はインドです。
    日本語版も2007年8月ようやくCMMI V1.2が公開されました。
    こちら⇒ http://www.sei.cmu.edu/cmmi/tools/translations/japanese.cfm
    難解な著書と言われていますが、どんな内容か、若干述べてみようと思います。

    今日は、「CMMIの歴史」を取り上げ、CMMIの出現背景を捉えてみます。

    CMMIの前身にCMM(Capability Maturity Model)があります。CMMは1980年半ば、米国
    空軍がカーネギーメロン大学のSEI(ソフトウエア工学研究所)に資金を提供し、ソフトウエア開発請負業者の客観的な評価基準として使うモデルを作成する研究を行われました。
    CMMIはCMM研究の中で発生してきた3つの成熟度モデル、SW-CMM(ソフトウエア能力成熟度モデル)、SECM(システムエンジニアリング成熟度モデル)、IPD-CMM(統合成果物開発成熟度モデル)を「プロセス管理」、「プロジェクト管理」、「エンジニアリング」、「支援」の4つのモジュールに区分し統合しました。

    2006年にCMMIバージョン1.2が公表されています。
    CMMIの評価をあげておきます。
    1.組織のソフトウエア開発の成熟度を検証でき、アウトソーシングもしくはソフトウエア開発を
      外注する際に外注業者の能力選定に重要なツールとなっている。
    2.ソフトウエア請負業者が、納期期日通りに、予算の範囲内で受け入れ基準に沿って
      納品する能力を検証し、その記述をする基準を提供した。
    3.組織としてプロセス改善に優先順位をつける良い枠組みを提供している。

      今日はここで終了します。次回は「CMMIの構成」を取り上げます。


    【小雪(しょうせつ)】11月22日ごろ
      冷ゆるが故に雨も雪となりてくだるがゆへ也(暦便覧)
      陽射しは弱まり、冷え込みが厳しくなる季節。
      木々の葉は落ち、平地にも初雪が舞い始める頃。


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