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  • 第347 「非機能要求グレード体系:樹系図」

    ~ITコンサルタント養成講座~

    第347回 「非機能要求グレード体系:樹系図」

    皆さん、おはようございます! 当メルマガを担当しています井上正和です。

    今度のテーマは非機能要求です。
    非機能とは生産、販売といった業務機能以外のことを言います。一般には、IT部門の処理業務
    などはこの非機能分野に該当します。現在の大企業のプライベート・クラウド化などではグルー
    プ企業のIT運用統合時の運用基準としてのSLAやSLMに関係する分野としてとらえることが
    できます。

    この言葉は以前からありましたが、2010年8月16日に独立法人 情報処理推進機構(通称IPA)
    ソフトウエア・エンジニアリング・センターから正式ドキュメントとして公表されました。
    こちら⇒ http://sec.ipa.go.jp/reports/20100416.html

    今日のテーマは「非機能要求グレード体系:樹系図」を取り上げます。
    IPAの非機能要求を見ていて樹系図は面白いまとめ方と思います。
    樹系図は、グレード表や項目一覧の閲覧性を高める図になっていると同時に、非機能要求項目を
    導入するときの順番を表しています。その構造を見ていきましょう。

    ◆樹系図は非機能要求項目関連事項の一覧図
     非機能要求での分類とその構成要素を一覧図として整理しています。
     分類には「大項目」、「中項目」、「小項目」。小項目にはKPIとしてのメトリクスがありました。
     大項目の「可用性」を例に解説しましょう。中項目に「継続性」や「耐障害性」等があり、「継続性」には
     小項目の「運用スケジュール」や「業務継続性」などとつづく。この小項目にはメトリクスが定義されている。  
     「運用スケジュール」には「運用時間(通常)」、「運用時間(特定日)」、「計画停止の有無」など、
     「業務継続性」には「対象業務範囲」、「サービス切替時間」、「業務永続の要求度」などである。
     この構造を階層構造のツリー図として表していることで、非機能要求の構造が分類別に一覧できる。

    ◆非機能要求項目の検討優先順位を付けた
     実践上の使いやすさを高めたことに、非機能要求項目に検討順に階層化したことがあります。
     「可用性」や「性能・拡張性」といった大項目別に、「可用性」を例にとれば「継続性」、「耐障害性」といった
     中項目の検討順に左から右へと横方向に順序づけて並べ、縦方向に中項目に属する「小項目」を
     検討すべき順に整理しています。

     この小項目に属するメトリクスは重要度の高いもとと低いものを区別しました。
     この樹系図をみていますと、このプロジェクトはかなりユーザーの使いやすさに立って成果物を作って
     いこうとしたことが良く分かります。公的文書には尐ないまとめ方です。

    今日はこれで終わります。次回は「非機能要求グレードの活用」を取り上げます。


    【清明】二十四節気 4月5日頃
     清明とは「清浄明潔」の略で「万物ここに至りて皆潔斎にして清明なり」という意味があります。
     間単にいえば「満開の桜をみると、全てのモノが生き生きしているように見えるなぁ。さあ、花見だ!」
     ということでしょうか。
     この頃南の地方には、越冬のためツバメが渡ってくるようです。(日本色は辞典)



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