~ITコンサルタント養成講座~
第367回 「業務プロセス記述体制-現行分析2」
皆さん、おはようございます! 当メルマガを担当しています井上正和です。
コンサルやワーキンググループ等、現場で実践していて感じていることからテーマを取り上げます。
今日は「業務プロセス記述体制-現行分析2」を取り上げます。
現行業務プロセス記述体制はボトムアップ型体制を組むことを前回のテーマで取り上げました。
現行業務分析が終わり、あるべき現行業務が出来上がると業務改革戦略に基づいた
新業務プロセスを策定していくことになります。
新業務プロセスの設計はトップダウンで進めることになります。記述体制は経営企画室等の
全社改革の責任部門を中核とし、事業部との連携をとった体制を作るべきです。
業務プロセスの階層レベルで言えば、事業目標としてのレベル0からレベル3までの4階層を
トップダウンでデザインしていきます。
階層レベル0の事業目標を作り、その目標に沿ったレベル1の販売、生産、物流といった経営機能と
顧客、取引先と言った情報インターフェースは経営企画室等で管理すべき戦略に直接結び付く
業務機能改革です。
業務階層レベル2,3は事業部内の現場直結の業務機能になります。
現行業務プロセスとの整合性も含め階層レベル1の業務改革目標に沿って業務プロセスを
設計していきます。
そのため、現行業務プロセス分析で担当した事業部の課長や主任の実践部隊の関与が必須となります。
したがって、トップダウンで業務改革方針を作り、ボトムアップで現場がより対応可能な
新業務プロセスの構築を行っていきますので、経営企画室等の全社改革の責任部門を中核とし、
事業部との連携をとった体制が求められることになります。
業務改革の工期短縮のために新業務プロセス設計と現行業務プロセス改革を同時に
実施していく場合を見かけますが、現行業務の整流化を完了して、新業務プロセス設計を
進めることがより効果的な手順であるといえます。
今日はここで終わります。次回は「業務フロー記述の考慮点-業務定義」を取り上げます。
【雑感】
8月31日、ITコーディネータ協会から「ITコーディネータ プロセスガイドライン Ver.2.0」(以下PGL)が
発表されました。このガイドラインを読むと、ITコーディネータ(ITC)の世界も新しい展開になりそうです。
従来は、ITCのためのガイドラインと思っていたのですが、経営者とITCのためのPGLになっています。
その背景は、これからのIT経営は経営環境の変化を如何に早く察知し、
対応をしていくかが要諦になるとし、経営者およびITCがより早く、的確に環境変化を察知するための
IT経営認識プロセスという新しいプロセスを追加しています。
そのための経営組織は、全社員の気づきと共通認識で経営を進める学習組織となるべきである
としているのは興味深く、正しい方向と思います。
参照はこちら⇒ http://www.itc.or.jp/about/guideline/ver20_2.html
【新着情報】
★現場主導の全社業務改革のコースを開催します。
「現場主導の全社業務改革基礎知識」コース
⇒ http://www.ism-research.com/course/transformation/dk30.html
★プロジェクトマネジメントのコースを開催します。
「実践プロジェクトマネジメント基本」コース
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試験対策本⇒ http://ism-researh.heteml.jp/book/itc-book/
研修コース⇒ http://ism-researh.heteml.jp/course/course-9.html
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こちらです。⇒ http://www.ism-research.com/course/post-20.html#search_word=
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大蔵財務協会 税のしるべ編集部 部長 斉藤博之殿
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