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  • 第361回 「業務機能粒度のとらえ方」

    ~ITコンサルタント養成講座~

    第361回 「業務機能粒度のとらえ方」

     皆さん、おはようございます! 当メルマガを担当しています井上正和です。

     コンサルやワーキンググループ等、現場で実践していて感じていることからテーマを取り上げます。
     今日は「業務機能粒度のとらえ方」です。

     業務プロセスの階層化を指導していますと、必ず出てくる質問があります。
     “ユーザーの業務機能粒度は何階層まで詳細化すればよいですか?”という質問です。
     答えは、“業務機能のアウトプットが一個になるまで”です。

     ユーザー業務で1種類の成果物を提供する機能レベルがユーザー業務の最小単位と考えられるからです。
     DMMによって階層化された業務機能をDFDで記述していきますと、
     どんどん機能の分解され小さな機能に展開されていきます。

     たとえば、在庫引当機能で「受注数量確認」→「在庫数量確認」→「在庫引当」となります。
     この処理は3つの業務プロセスで構成されますが、成果物は受注数量の数量引当です。
     ユーザー業務の観点でとらえると「在庫引当」とした1つの業務プロセスで記述することで十分です。
     受注数量確認や在庫終了確認の機能は人間の判断ですので業務機能の記述として記載します。
     プロセスの記述の最下位レベルの判断基準は、入力情報と出力情報の間で情報の内容や
     情報媒体が変換され、1個の成果物になっていることです。

     一般に、このレベルは業務階層レベルでいえば、階層レベル0が事業目標になりますので
     4階層レベルになります。DFDでいえば3階層目の業務フロー記述になります。
     ITベンダーが求める記述レベルは業務階層レベル5になります。「受注数量確認」の機能は、
     「受注ファイル読み込み」、「受注内容の確認」へと分解されます。
    今日はここで終わります。次回は「業務プロセスの整流化の考慮点」を取り上げます。


     【立秋】二十四節気の一つで、初めて秋の気配が現われて来る頃。
      この日から暦の上では秋に なるが、実際には「残暑」が厳しく、一年で最も暑い時期である。
      この日から暑中見舞いではなく「残暑見舞い」を出すことになる。
      正岡子規に「夏雲は岩の如く、秋雲は砂の如く」がある。夏から秋への序曲を空の変化からみている。
      空を見上げると、空が尐しづつ高く感ずるようになり、もくもくと沸き上がる夏の雲の上には、
      砂をすっと、刷毛で掃いたような秋の雲が隠れるように見えること。
      普段、夏に見る雲は垂直に発達するのが特徴である。その代表的なくもは入道雲。(ひと口メモ)

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