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  • 第385回 「IT経営プロセスとは」

    ~ITコンサルタント養成講座~

    第385回 「IT経営プロセスとは」

      皆さん、おはようございます! 当メルマガを担当しています井上正和です。
     
      IT経営のバイブルといわれるITコーディネータ プロセスガイドライン 第2版(以下PGL2.0)が
      公表(2011.8.31)されて半年になります。
      ITコーディネータ資格試験やケース研修も今年4月以降はPGL2.0が対象になります。
      PGL2.0では企業の経営者と主体者として定義している。
      当メルマガではIT経営をPGL2.0の観点で解説しようと思います。
      ・・・・PGL2.0の解説本「新IT経営の最新知識」《ITC協会認定》を3/22発売します。・・・・
          http://www.ism-research.com/book/published-book/itism.html

      今日は「IT経営プロセスのとは」を取り上げます。

      IT経営を実現するには、ビジネス活動の中で、「経営環境の変化や自社の
      成熟度向上に対する認識(IT経営への認識)があり、
      この認識のもとで経営改革活動(IT化活動を含む)を遂行すること」が前提となります。
      
      IT経営プロセスは、3階層で構成される。その3階層には、最上位に経営者が
      経営改革活動を鳥瞰し経営改革への気づきと認識を行う「IT経営への認識」のレイヤー、
      IT経営の認識を受けて「経営改革活動」を実践するレイヤー、
      経営改革活動を受けてIT化要件に合わせてITサービス提供の要件を実現する
      「IT化活動」のレイヤーがあります。

      最上位の「IT経営の認識」は、以下の3フェーズで構成されます。
      ① 経営環境の変化に気付き、その気づきを経営戦略の策定に反映していく「変革認識」フェーズ
      ② 経営改革活動を実践していく中で、経営環境の変化やIT経営の成熟度を認識し、
        経営的判断を随時決断する「是正認識」フェーズ
      ③ 経営改革活動が完了し、その改革の評価後に新たな改革への気づきによって
        次なる変革認識の段階へIT経営を高める「持続的成長認識」フェーズ
      このフェーズは、経営改善と言うより、経営改革対処事項として経営判断が求められる
      改革事項への認識です。

      次の階層の「経営改革活動」は経営戦略の実行プロセス、具体的には戦略に基づく業務改革の
      プロセスを表しています。
      「経営改革活動」とは、「経営戦略(策定)」、「経営戦略(計画)」、「経営戦略(準備)」、
      「経営戦略(実行)」、「経営戦略(評価)」の5つのフェーズで経営戦略に基づき各業務責任者が
      実践する業務プロセス改革の各段階として位置づけました。

      この改革活動は「IT経営への認識」の活動と同期して実践し、活動の実践中で経営課題が
      認識された場合、是正認識フェーズで経営判断が実施されることになります。
      この2階層は新たな経営改革と策定した経営改革活動の改善はその判断のレベルが異なり、
      同期するプロセスとして捉える事が重要であると述べています。
      最下位層の「IT化活動」は、IT 化対象の業務プロセスを有する業務責任者のもとに実践する
      IT化の業務活動である。

      この活動は「経営改革活動」の活動と同期して実践され、
      経営改革活動の内でのIT化による業務プロセス改革と位置付けられる。
      経営改革活動とIT化活動とは同期し並行活動になる。
      経営戦略(計画)はIT戦略策定とIT資源調達と同期して策定され、経営戦略(準備)はIT 導入、
      経営戦略(実行)はITサービス活用と同期して実施することになる。

      今日はここで終わります。次回は「経営戦略サイクル」を取り上げます。


     【啓蟄(けいちつ) 】
      暦の二十四節気のひとつで、雨水後15日目の3月6日頃に当たります。
      “啓”は『ひらく』、“蟄”は『土中で冬ごもりしている虫』の意で、
      文字通り地中で冬ごもりしていた虫が春の到来を感じ、
      草木が芽吹く と同時に地上へ這い出してくるという意味です。
      この時期、北国では 福寿草が咲き、東京では紋白蝶が見られます。(越前屋)
      『啓蟄や蚯蚓の紅の透きとほる』(山口青邨)
      横浜は、まだ寒い。早春賦(春は名のみの~)を思い出しました。
     

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      ★「新IT経営の最新知識」 PGL Ver.2.0対応版を発売します。
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       「現場主導の全社業務改革基礎知識」コース
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       「PMBOK活用の実践力基礎知識」コース
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      大蔵財務協会 税のしるべ編集部 部長 斉藤博之殿

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                  ITコーディネータ協会認定 研修実施機関
                                 代表 井上 正和
                     e-Mail:inouemas@axel.ocn.ne.jp
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