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  • 第525回 「第3回配布:シュンぺータの知見その1」

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    第525回 「第3回配布:シュンぺータの知見その1

     皆さん、おはようございます! 当メルマガを担当しています井上正和です。
     現在、企業の生き残りに必須といわれる「イノベーション戦略」を取り上げます。

     今まで経営戦略は企業経営の最上位にありましたが、近年ではイノベーション戦略が
     経営戦略に置き換わっているのではと思います。
     どんな新奇なイノベーションでも3年以内にコモディティ化し、安値競争の泥沼に入るといわれています。
     ということは、現在の経営環境においてイノベーションを戦略として打ち出せない企業は
     成長できないことになります。
     今回は、「
    シュンぺータの知見その1」を解説します。

    イノベーションは、1911年生まれのオーストリア出身の経済学者である
    ヨーゼフ・シュンペーターによって、初めて定義がなされた。イノベーションを、
    「経済活動の中で生産手段や資源、労働力などをそれまでとは異なる仕方で新結合すること」と定義した。
    また、イノベーションの中心に人間(アントレプレナー)を置いたことで
    アントレプレナーは「イノベーションを完遂する個人」という認識を与えることになった。

    シュンペーターは、「経済における革新は、新しい欲望がまず消費者の間に自発的に現れ、
    その圧力によって生産機構の方向が変えられるというふうに行われるのではなく、
    むしろ新しい欲望が生産の側から消費者に教え込まれ、
    したがってイニシアティヴは生産の側にあるというのが常である。」と。
     つまり、イノベーションを消費者の嗜好の変化ではなく、生産の側から起こるという観点で捉えた。
    シュンペーターはそのイノベーション(新結合)を5つのタイプで整理している。

    「新しい財貨、あるいは新しい品質の財貨の生産」とは、消費者の間でまだ知られていない
    財貨(価値のあるもの)と言っている。
     例をあげると、コンピュータ出現やアナログからデジタル製品に替った高画像品質TVなどは
    この種のイノベーションと捉えて良い。

    「新しい生産方式の導入」とは、「当該産業部門において実際上未知な生産方法の導入。
    これは決して科学的に新しい発見にもとづく必要はなく、商品の商業的取り扱いに関する
    新しい方法をも含んでいる。」と述べている。
    例えば、ロボットによる省力化生産やトヨタのカンバンなどの生産方式などはこれに相当する。

    「新しい販路の開拓」とは、「当該国の当該産業部門が従来参加していなかった市場の開拓。
    ただし、この市場が既存のものであるかどうかは問わない。」と述べている。
    テレビの出現やアニメやテレビゲームなどに発展した形態はこのタイプのイノベーションに該当する。

    「原料あるいは半製品の新しい供給源の獲得」とは、「この供給源が既存のものであるか、
    ―単に見逃していたのか、その獲得を不可能と見なしていたのか―
    あるいは初めて作り出されねばならないかは問わない。」と述べている。
    鉄製品や木製品がプラスチックという素材に凌駕されていった状況はこれに該当する。

    「新しい組織の実現」とは、「独占的地位(たとえばトラスト化による)の形成あるいは独占の打破。」
    と言っている。この意味はまったく新しい事業形態の出現と捉えればよい。
    ステレオに対するウォークマン事業、汎用機に対するパソコン事業などはこのイノベーションに該当する。


    シュンペーターの定義は直截簡明なのだが、イノベーションをどの範囲まで捉えるのかが明確ではない。
    例えば、革新と改善、模倣改革などが区別しずらく曖昧である。
    この観点をイノベーションの類型として整理した報告書があるので次回は引用する。


    次回のテーマは「シュンぺータの知見その2」を取り上げます。

     

    【春分(しゅんぶん)】 321
    春分とは、太陽がちょうど黄径0度(春分点)に到達した瞬間のこと。
    太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになります。
    この日から
    夏至まで、昼がだんだん長くなり、夜が短くなります。
    ヨーロッパなどでは、春分をもって春の始まりとしています。

    春分・秋分3日前から7日間をそれぞれ春の彼岸、秋の彼岸とします。
    春分・秋分は「彼岸の中日」といいます。彼岸は日本独自の行事です。
    雷が稲光り雷声が轟き始める時季でもあります。
    暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があるように、寒さは和らぎ過ごしやすい季節になります。
    桜の開花情報が聞かれるのもこの頃からです。(日本の行事・暦)

     

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